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「こちら葛飾区亀有公園前派出所」66巻 第3話「100万円イートハンター」 ※ネタバレ注意 [コミック]

さて、再び「こち亀」から。

今70巻まで読んだ。
この頃になると、ジャンプを読んでいない時期の作品なので、今回が初見となる。

その中で気に入ったお話が記事タイトルのエピソード。
麗子の気の強さが前面に出た、麗子ファンにはおもしろい話だ。

昼時になり出前をとった派出所の面々。
両津の机には7~8人前はあろうかという料理が。
そんなに食べられないんじゃという麗子と絶対大丈夫という両津が言い争いに。
どなる両津に一歩も引かない麗子、という構図。
やっぱり麗子はこうでなくちゃ。

結局10分で食べたら100万円くれという両津の提案に麗子が乗ることに。

腹を「カラ」にすると両津はトイレへ。

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来生愛(キャッツ♡アイ)に惹かれた小学生 [コミック]

「キャッツ♡アイ(作・北条司)」といえば、説明不要の人気作品だ。
自分もジャンプ連載時から好きで、後に古本だが単行本を買い揃えるほどだった。
(残念ながら今、その単行本は自分の手を離れてしまったが)

その連載の比較的初期のエピソードで、三姉妹の末っ子、愛が単独で標的の屋敷へ忍び込むも、その庭には数頭のドーベルマン(決して加納錠治ではない(笑))が放たれていて、愛がピンチに陥る、というものがある。

当時自分は小学生の中学年頃だったと思うが、なぜが、この話を読んで、愛のことが気になって気になって仕方なく、その話の載っているジャンプを何度も何度も読み返した。

これまでに記事にした「テニスボーイ」の方が時系列的には先に読んでいるのだが、あくまで飛鷹と岡崎の「関係」に惹かれていて、「年上の女性への憧れ」というのは確かに醸成されたと思うが、岡崎というキャラに惹かれたのかどうかはよくわからない。
年上の女性といい雰囲気になる飛鷹の方に自身を投影していたような気がする。

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ソウルコミック その1「キャプテン」 [コミック]

「ソウルフード」といえば子供の頃から慣れ親しみ、その人の好みに大きな影響を与えた料理のことを指す。
もっとも、本来は1960年代のアメリカの黒人社会で生まれた食文化のことを言うらしいが、ここでは拡大解釈しておく。
そして、物心ついたころにはすでに手もとにあり、何度も読み返したマンガを「ソウルコミック」と呼ぶことにしよう。
自分には兄がいたので、自分がマンガを読めるくらいの年齢になったときには、何冊かのマンガがすぐ読める環境だった。
「ドラえもん」「サーキットの狼」「ブラックジャック」、そして、「キャプテン」。
これらが自分のソウルコミックと呼べる作品だ。
これらの作品は、掲載誌を読むことなく、単行本を読んでいた。

さて、その「キャプテン(作・ちばあきお)」。
野球に打ち込む中学生の姿を描いた傑作だ。
描かれるのはひたすら練習そして試合ばかり。
野球と関係ないシーンなど全くと言っていいほど無い。
女子キャラクターもほとんど出てこない。
女性の固有名詞は、応援の練習をするバトンガールがお互い会話をするときに一言発しただけ。
他には「松尾(という選手がいる)の母」くらいだ。
とにかく練習と試合の繰り返し。
それでいて、魔球のようなすごい技とかが出てくることもない。
ひたすら武骨に野球に打ち込む少年たちを描くだけだ。
なのに、読んでいて飽きることもない。
野球と少年たちへの深い洞察力と愛情を感じる。

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タグ:キャプテン
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「こちら葛飾区亀有公園前派出所」45巻 第7話「固い絆!?」 [コミック]

さて、こんどは「こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治・作)」、通称「こち亀」だ。
この作品も、最初から読むのは初めてになる。
また、中盤以降両津がやたらもてだしてからもほとんど読んでないので、最後まで読むのも初めてだ。
はたして200巻まで読めるだろうか?

20巻まででは、まだ覚えているエピソードは出てこない。
30巻くらいからようやく、読んでて、「ああ、あった、あった」と思い出す話が出てくる。

11巻で麗子が初登場。
これまで女っ気がまったくなかったこの作品のヒロインとして満を持して登場。
扉絵がこれまでの主な登場キャラ勢揃いで特別感があることからも、期待感がわかる。
でも最初は結構非常識なキャラだったのね。
いきなりミニパトで派出所内へ突入、直後に今度は派出所からいきなり外へ飛び出し、他車と衝突。
さらにその衝突相手を逮捕するという非常識さ。
両津に咎められるくらい。
両津のことを「両ちゃん」と呼ぶのはいつからかと思ったら、最初だけ「両津さん」と呼んだ以外は次からすぐに「両ちゃん」になっていた。

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懐かしマンガ その1「うる星やつら」※ややネタバレ注意 [コミック]

忙しくなるとついマンガを読みたくなりませんか?
家の片づけなどをしていると出てきたマンガをつい読んでしまったりしますよね?

そんなわけで、最近マンガをちょくちょく読んでいる。
忙しいのに。

とりあえず手に取ったのは「うる星やつら」だ。
何をいまさら、という超メジャー作品。
高橋留美子の実質的デビュー作であり、代表作でもある。
まあ、彼女の場合、週刊少年サンデーの連載すべてが長期化・アニメ化されているので、すべて代表作といえなくもないが。

自分がこの作品を知ったのはいつの頃だろう。
アニメ化の際には、「あのうる星やつらがアニメ化か」と思ったことは覚えているので、少なくともそれ以前のいつかだとは思うのだが、はっきりと思い出せない。

連載中期以降は確かにサンデーで読んでいたが、実は連載初期は読んでいない。
なにしろ連載開始は自分が小学生に入る前だ。
なので完読するのは今回が初めてだったりする。
既読部分も数十年振りだ。
読み終わって思ったのは「こんなに面白かったっけ?」。
自分の貧弱な語彙ではなかなかうまく表現できないが、とにかく面白い。

基本一話完結、たまに数話で1エピソードとなっているが、それでいて、はずれの話がほとんどなく、非常に高いレベルで安定して面白いのだ。
なるほどこれは人気が出て当たり前。
「タッチ」と並んで80年代サンデー黄金期の2大連載との声も聞かれるのもわかる。
が、好みにもよるが、自分は「うる星」の方がずっと面白いと思う。

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もう一度読みたいマンガ その2『ふたり鷹』 ※ネタバレ注意 [コミック]

久しぶりに取り上げるコミックは「ふたり鷹」(作・新谷かおる)
80年代に週刊少年サンデーで連載されて人気を博し、アニメ化もされた。
書店でファンブック(なぜ今?)を見つけてしまった。
そのなかで重要場面が載っていたが、それ以外は今回も再読なしで振り返ってみる。

同じ日、同じ病院で生を受けたふたりの鷹、沢渡鷹と東条鷹。
二人は時にはライバル、時には友人としてバイクレースに挑んでいく。

主人公はどちらかというと沢渡鷹。
粗削りながらも天性のライディングテクニックでライダーとして成長していく。
一方の東条鷹は理論派。
沢渡とは全く違うアプローチでレーサーとして進化していく。

この二人のライバル関係を縦軸に、出生の秘密を横軸にストーリーは進む。
そして最終的には同じチームのライダーとしてともに勝利を目指す・・・

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週刊少年ジャンプ展 行ってきた 感想 ネタバレ注意 [コミック]

先日、人生初の六本木へ行ってきた。
目的はタイトルにあるとおり、50周年記念週刊少年ジャンプ展VOL.1だ。
土曜日だったので、結構混むかと思ったら割とそうでもなく、ゆったりみることができた。
行く前はあまり期待してなくて、原稿がちょろっと展示してあるくらいだろう、と思っていたのだが、いい意味で予想が外れ、結構大々的に開かれていて、行ってよかったと思った。

自分は小学生に上がるか上がらないか、といった時期からジャンプを読みはじめ、中学生のころに読むのをやめてしまった。
今回のジャンプ展の対象となる、創刊~1980年代の中に自分のジャンプ歴がすべて入っているので、懐かしさを感じながら見ていた。

古いものでは「サーキットの狼」が代表的だ。
社会にスーパーカーブームを引き起こした歴史的作品だ。
将来大人になったらロータス・ヨーロッパに乗りたいと思った。
まあ、現実はそう甘くはなかったが(涙)

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「テニスボーイ」もう一度読みたくて買っちゃったマンガ(笑) ネタバレ注意 [コミック]

先日の記事で取り上げた「テニスボーイ」。
無性に読みたくなって、結局ネットで買ってしまった。
全14巻。うん、これは記憶どおり。
でも、それ以外で先日の記事で結構間違っていたところもあったので、まずはその部分について。

そもそも主人公、飛鷹の年齢が間違っていた。
高校生だと思っていたのが正しくは中学生だった。
伊集院の貫禄と、ダンスパーティや広々としたキャンパスがアメリカのハイスクールを思い起こさせるカリフォルニア学園の風景が、高校だったと勘違いしていた原因らしい。
あと、岡崎の綺麗さも(笑)
まあ、岡崎の場合は作中時間で高校生に進学しているのであながち間違いでもないのだが。

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もう一度読みたいマンガ その1『テニスボーイ』 ※ネタバレ注意 [コミック]

「テニスボーイ」(寺島優・原作、小谷憲一・画)は週刊少年ジャンプにて1979年31号から1982年9号まで連載された。
単行本は確か全14巻だったと思う。

以下、今回の記事は自分の記憶だけを頼りに書いているので、多少間違いがあるかもしれないがご容赦。
なにしろあのウィキペディアにも単独項目としては載っていない。
おそらく個人のサイトなどで扱っているところはあると思うが、それを見てしまうと自分の言葉で書けなくなってしまう可能性があるので、あえてそれらを見ずに書くことにした。

~あらすじ~
軽井沢で「賭けテニス」をしていた高校1年生の飛鷹翔(ひだか・しょう)は、プロテニスプレーヤー養成学校であるカリフォルニア学園からスカウトを受け転入。学園内のライバルとの対決や、ミックスダブルスのパートナーの岡崎との淡い初恋などを通じてプレーヤーとしても人間としても成長していくとともに、飛鷹のモットーである「エンジョイ・テニス」の精神で周りのプレーヤーにも影響を与えていく(思い出したので追記)。

そして、カリフォルニア学園の世界大会の日本支部代表として出場し、大活躍する。
そのプレーが認められ、アメリカ支部へスカウトされた飛鷹は、さらなる過酷な練習も、持ち前の明るさと前向きな性格で乗り越えていく・・・

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「それでも町は廻っている」さわやかな読後感 [コミック]

このブログでコミックを取り上げるのはこれが初めてだと思う。
(アニメの「メジャー」は記事にしたが)

「それでも町は廻っている」(石黒正数・作)は『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)にて、2005年5月号から2016年12月号まで連載。
単行本は全16巻で、最終巻は今年の2月に発売された。
2010年にはアニメ化された。

自分はアニメで初めてこの作品を知ったのだが、とても面白くて、近所のレンタルコミックで1巻から読み始めた(買えよ!)。

舞台は東京のとある下町。
メイド喫茶とは名ばかりの、ばあちゃんが経営する喫茶店シーサイド。
そこでバイトをしている嵐山歩鳥は私立探偵を夢見る、ミステリー小説好きの高校生。
歩鳥の幼馴染の男子、真田広章に好意を寄せる、バイト仲間のタッツンこと辰野俊子。
二人の先輩で金髪パンクベーシストの紺双葉。
歩鳥の弟で利発な小学生タケルと、同じく妹で天真爛漫破天荒なユキコ。
そのほか下町商店街の面々や高校の友人たちや先生など・・・

登場する人物は非常に多岐にわたる。
その人々の、日常の他愛もないできごとから、宇宙人が出てくるような非現実的なエピソードまで幅広く、基本1話完結方式で描いている。

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