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来生愛(キャッツ♡アイ)に惹かれた小学生 [コミック]

「キャッツ♡アイ(作・北条司)」といえば、説明不要の人気作品だ。
自分もジャンプ連載時から好きで、後に古本だが単行本を買い揃えるほどだった。
(残念ながら今、その単行本は自分の手を離れてしまったが)

その連載の比較的初期のエピソードで、三姉妹の末っ子、愛が単独で標的の屋敷へ忍び込むも、その庭には数頭のドーベルマン(決して加納錠治ではない(笑))が放たれていて、愛がピンチに陥る、というものがある。

当時自分は小学生の中学年頃だったと思うが、なぜが、この話を読んで、愛のことが気になって気になって仕方なく、その話の載っているジャンプを何度も何度も読み返した。

これまでに記事にした「テニスボーイ」の方が時系列的には先に読んでいるのだが、あくまで飛鷹と岡崎の「関係」に惹かれていて、「年上の女性への憧れ」というのは確かに醸成されたと思うが、岡崎というキャラに惹かれたのかどうかはよくわからない。
年上の女性といい雰囲気になる飛鷹の方に自身を投影していたような気がする。

それに対し、この愛の件では、愛と誰かの関係が描かれたシーンではなくて、あくまで愛ひとりのシーンだ。
それを考えると、やはり「愛」というキャラクターに惹かれたんだと思う。

また、「年上の女性への憧れ」があったのなら、来生三姉妹でいえば、泪や瞳にこそ、憧れてもいいはずなのに、そんなことはなかった。
当時小学生中学年の少年にとっては二人は大人すぎて、異性と意識する範囲になかったのだろう。
その点、愛は末っ子で、ボーイッシュな容姿もあってちょっと子供っぽく、自分に近い存在に思ったのだろうか。

ともかく、何とも言えない言葉に表せない感情がわき出てきたのを今も覚えている。
今の言葉で言えば、その小学生は愛というキャラに萌えたんだと思う。
このような感情を覚えたのは覚えている限りではこのときが最初だと思う。

というわけで、今回はちょっと小っ恥ずかしい自分の思い出話でした。

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コメント 6

燃焼豚

愛は記憶喪失になり俊夫を本当に嬉しそうにパパと呼ぶシーンが好きです。ドーベルマン刑事のネタは腹を抱えて笑ってしまいました。あの方は新作でとくに説明もなく生き返っていました。だから、キャッツアイは事実上は未完なので完結編を新作でやってくれるといいのですが。
by 燃焼豚 (2018-08-04 18:12) 

enokorogusa

キャッツアイの終わり方は賛否両論あるんじゃないかと思います。
自分もちょっと複雑な思いでした。
ハッピーエンドの完結編があったら嬉しいですね。
やっぱり瞳には幸せになってもらいたいです。
by enokorogusa (2018-08-06 19:33) 

燃焼豚

シティーハンターの新作劇場版にキャッツアイが出るそうです。それもオリジナルキャストで。ゲストとはいえキャッツアイがでるのはやはりうれしいな。
by 燃焼豚 (2019-01-12 13:49) 

enokorogusa

燃焼豚さん、いつも貴重な情報ありがとうございます(^^)
ゲスト出演?とはいえキャッツアイのアニメ化は三十数年振りになりますかね。
オリジナルキャストも嬉しいですね。
by enokorogusa (2019-01-13 13:40) 

燃焼豚

劇場版シティハンターを見ました。キャッツアイは見せ場はあったもののゲストなのでちょいちょいでしたが。それでもオリジナルキャストでのキャッツアイをもう一度見れるとは感無量です。
by 燃焼豚 (2019-02-09 18:25) 

enokorogusa

返信遅くなってしまい申し訳ありません。
オリジナルキャストのキャッツアイ、自分のような世代がターゲットですね(^^)
以前ジャンプ展で売っていたキャッツアイのパスケース、やっぱり買うべきだったかな(^^;)
by enokorogusa (2019-02-25 08:45) 

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