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スキージャンプW杯2019/20 ジャンプ週間 展望 [スキージャンプ]

今季も伝統のジャンプ週間が迫ってきた。
現地では Four Hills Tournament と呼んでいるが、このブログでは、日本で呼び慣れた「ジャンプ週間」と表記する。

現在はW杯の中に組み込まれているが、元々はドイツとオーストリアの対抗戦から始まったと言われるこの大会。
ドイツで2戦、オーストリアで2戦、合計4戦して総合優勝を争う。
この大会の優勝は、W杯総合優勝や五輪金メダルにも並ぶ栄誉とされる。

もちろん、通常のW杯のように毎戦ごと優勝や順位を決めていく。
その順位は得点化され、W杯総合得点に加算される。
しかし、ジャンプ週間の総合優勝は、1戦毎の順位では無く、2本×4戦、合計8本のジャンプの合計得点で争われる。

そのため、4戦中3勝したとしても、残り1戦の結果が悪ければジャンプ週間の総合優勝者となることができなかったりする。
逆に、1勝もしなくても、8本全て高得点であれば総合優勝することが理論的には可能だ。
実際、過去に何回かそういうことがある。

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スキージャンプW杯2019/20 個人第8戦 エンゲルベルク大会 12月22日 陵侑今季2勝目! [スキージャンプ]

12月22日
スイス エンゲルベルク大会(HS140)
W杯個人第8戦

優勝 272.0点 小林陵侑(土屋ホーム)
2位 263.1点 ペテル・プレフツ(スロベニア)
3位 262.0点 ヘール(オーストリア) 


21位 235.7点 佐藤慧一(雪印メグミルク)
23位 231.2点 岩佐勇研(東京美装興業)
50位 94.0点 竹内択(チームtaku)
51位 93.4点 栃本翔平(雪印メグミルク)
55位 89.7点 伊藤謙司郎(雪印メグミルク)


1本目7位と今回も出遅れた陵侑だったが、2本目は風にも比較的恵まれ、134mのビッグジャンプ。
以降の上位陣が風に苦しんだことも重なり、6人抜きで見事な逆転勝利。
今季2勝目で、W杯通算15勝目。
船木和喜(FIT)に並び、日本勢歴代2位タイに。
トップの葛西紀明(土屋ホーム)の17勝が視程に入ってきた。

佐藤慧一と岩佐は2戦連続でW杯ポイントゲット。
22歳の佐藤と20歳の岩佐は、ともにこれがW杯4戦目。
最初の2戦は札幌大会なので、海外でのW杯出場はこのエンゲルベルク大会が初めてだ。
その2日間とも30位以内に入ったのはとても評価できる。
前日16位と好調だった竹内は、風が酷くて何もできず。不運だった。

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スキージャンプW杯2019/20 個人第7戦 エンゲルベルク大会 12月21日 [スキージャンプ]

12月21日
スイス エンゲルベルク大会(HS140)
W杯個人第7戦

優勝 288.7点 ストッフ(ポーランド)
2位 287.0点 クラフト(オーストリア)
3位 277.6点 ガイガー(ドイツ) 

4位 274.1点 小林陵侑(土屋ホーム)
16位 255.7点 竹内択(チームtaku)
29位 227.2点 佐藤慧一(雪印メグミルク)
30位 223.6点 岩佐勇研(東京美装興業)
48位  99.9点 伊藤謙司郎(雪印メグミルク)

今大会では日本チームはメンバーを入れ替え。
これは当初の予定通り。
ただ、総合優勝争いをしている陵侑はそのまま参戦。

その陵侑は、この日は1本目11位と出遅れてしまう。
2本目にこの回3位のジャンプを見せて挽回し、あと一歩で表彰台は逃すも4位と、まずまずの結果。
コンチネンタルカップで好調だったベテラン竹内が16位と健闘。
佐藤慧一と岩佐はなんとかW杯ポイント獲得。

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ついに我が手に! ダーティペア ブルーレイBOX [ダーティペア]

8月に注文してから4ヶ月。
ついについに我が手にしましたよ!
ダーティペア ブルーレイBOX!

ひゅー!
どうしよう、興奮が収まらない。
持つ手が震えてしまう。冗談じゃなくほんとに。
震える手でパッケージフィルムを剥がし、BOXを手に。
もちろん、開封前に手を石鹸でよく洗ったよ(^^;)

ちょっと興奮しすぎて気が動転してる。
とりあえず、第1話を見ることにする。
我が家でブルーレイDISCを再生するのはこれが初めてだ。

期待に胸を膨らまして映像を待つ。
おー!確かに綺麗!な気がする。
いや、確実に綺麗だ。
特にOP、EDのクレジットが綺麗(^^:)
いや、ちゃんと画も綺麗だって。
人物の画も綺麗だけど、背景の細かさがより引き立つ感じ。

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スキージャンプW杯2019/20 個人第6戦 クリンゲンタール大会 12月15日 陵侑今季初優勝 [スキージャンプ]

12月15日
ドイツ クリンゲンタール大会(HS140)
W杯個人第6戦

優勝 277.0点 小林陵侑(土屋ホーム)
2位 274.0点 クラフト(オーストリア)
3位 269.5点 リンヴィーク(ノルウェー) 

6位 265.2点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
16位 244.6点 中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)
21位 236.2点 伊東大貴(雪印メグミルク)
33位 108.9点 葛西紀明(土屋ホーム)
36位 105.6点 小林潤志郎(雪印メグミルク)

小林陵侑がついに今季初優勝、W杯通算14勝目。
1本目トップに立つと、2本目微妙なジャンプだったがクラフトを振り切った。
佐藤幸椰が2本目に大きく順位をあげて6位。
ここ数戦あまりいいところのなかった中村が16位と健闘。
今季2度目の本戦出場となった葛西は33位、惜しくも2本目進出&W杯ポイント獲得はならなかった。

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スキージャンプW杯2019/20 団体第2戦 クリンゲンタール大会 12月14日 日本3位 [スキージャンプ]

今季2度目の団体戦。

12月14日
ドイツ クリンゲンタール会(HS140)
W杯団体第2戦

優勝  968.7点 ポーランド(ズィワ、ヴォルネ、ストッフ、クバツキ)
2位  943.7点 オーストリア(アッシェンヴァルト、シュリーレンツァウアー、
               ハイベック、クラフト)
3位  911.0点 日本(佐藤幸椰(雪印メグミルク)、伊東大貴(雪印メグミルク)、
           小林潤志郎(雪印メグミルク)、小林陵侑(土屋ホーム))

開幕戦で6位と不本意な結果に終わった日本。
この日のメンバーは現在の調子を見るとベストメンバーといってよい。
どの選手もまずますのジャンプを揃えて、ほぼ常に4位以上の順位をキープ。
アンカーの小林陵侑が最後にノルウェーを逆転するジャンプで3位表彰台を獲得した。

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スキージャンプW杯2019/20 個人第5戦 ニジニ・タギル大会 12月8日 小林陵侑3位 [スキージャンプ]

ニジニ・タギル2戦目。

12月8日
ロシア ニジニ・タギル大会(HS134)
W杯個人第5戦

優勝 277.6点 クラフト(オーストリア)
2位 254.6点 パイアー(スイス)
3位 252.3点 小林陵侑(土屋ホーム)

11位 220.8点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
29位 174.9点 小林潤志郎(雪印メグミルク)
31位  96.3点 伊東大貴(雪印メグミルク)
45位  75.2点 葛西紀明(土屋ホーム)
49位  62.3点 中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)

小林陵侑が今季初の表彰台。
1本目、他の選手が有利な向かい風で飛んでいく中、上位ではただ一人追い風という厳しい条件にも関わらず首位に立った陵侑。
いよいよ今季初勝利か?と期待されたが、2本目も他の選手が向かい風(しかもやや強め)なのに、最後の陵侑の飛ぶときになってなんと「無風」。
そんなことあるのか?、風速計の故障じゃないの?と思った(^^;)
なすすべ無く100mにも届かず着地。
1本目の貯金が効いてなんとか表彰台に滑り込んだ。
4位との差はわずか0.5点だった。

前日初優勝の佐藤幸椰は11位とまずまずの結果。
しかし他の日本勢は苦しんだ。
葛西紀明は今季初めて予選通過したものの、45位と厳しい結果だった。

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スキージャンプW杯2019/20 個人第4戦 ニジニ・タギル大会 12月7日 佐藤幸椰初優勝! [スキージャンプ]

W杯の舞台は、ロシア中央部最大の都市エカテリンブルクにほど近いニジニ・タギルへ。

12月7日
ロシア ニジニ・タギル大会(HS134)
W杯個人第4戦

優勝 251.6点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
2位 250.1点 ガイガー(ドイツ)
3位 249.4点 アッシェンヴァルト(オーストリア)

6位 244.6点 小林陵侑(土屋ホーム)

11位 233.5点 伊東大貴(雪印メグミルク)
26位 206.4点 小林潤志郎(雪印メグミルク)
36位  93.2点 中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)

佐藤幸椰が嬉しいW杯初優勝。
1本目に126.5mで7位につけた佐藤は2本目に132mを飛んで首位に立つ。
残り6人、佐藤を上回る選手が出てこず、逆転で見事な勝利。
2位のガイガーとは1.5点差(距離に換算すると1m未満)という僅差の勝負を制した。
昨季自身初の表彰台に登り、今年の夏も好調だったが、これほど早く優勝できるとは正直思っていなかった。
年齢もまだ、陵侑の一つ上の24歳、これからが楽しみだ。

陵侑は2戦連続の6位。
開幕から3戦連続のトップ10入りと、安定はしているが、昨年の強さを思い出すと少し寂しく思ってしまうのは贅沢か。
葛西がいるのでつい忘れそうになるが、年齢を見れば大ベテランの伊東が11位と健闘。

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スキージャンプW杯2019/20 個人第2戦 ルカ大会 11月30日  [スキージャンプ]

フィンランドに舞台を移しての第2週

11月30日
フィンランド ルカ大会(HS142)
W杯個人第2戦

優勝 282.5点 タンデ(ノルウェー)
2位 273.3点 アッシェンヴァルト(オーストリア)
3位 272.4点 ラニセク(スロベニア)

6位 267.3点 小林陵侑(土屋ホーム)
17位 236.4点 小林潤志郎(雪印メグミルク)

32位 103.5点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
35位  99.0点 伊東大貴(雪印メグミルク)
43位  79.1点 中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)

開幕戦は好調だった日本勢だが、この日は小林兄弟がなんとか踏みとどまったものの、他の選手には厳しい結果となった。
佐藤、伊東、中村と、3人とも1本目30位以内に入れず。
小林兄弟も、それぞれ開幕戦よりは順位を下げてしまった。
中村以外の4人は予選では上位につけていただけに、悔しいところだろう。
我らが葛西紀明(土屋ホーム)は今週も予選不通過。
トレーニングでは予選通過順位である50位以内に入っている場合もあるので、残念だった。

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