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スキージャンプW杯2019/20 個人第7戦 エンゲルベルク大会 12月21日 [スキージャンプ]

12月21日
スイス エンゲルベルク大会(HS140)
W杯個人第7戦

優勝 288.7点 ストッフ(ポーランド)
2位 287.0点 クラフト(オーストリア)
3位 277.6点 ガイガー(ドイツ) 

4位 274.1点 小林陵侑(土屋ホーム)
16位 255.7点 竹内択(チームtaku)
29位 227.2点 佐藤慧一(雪印メグミルク)
30位 223.6点 岩佐勇研(東京美装興業)
48位  99.9点 伊藤謙司郎(雪印メグミルク)

今大会では日本チームはメンバーを入れ替え。
これは当初の予定通り。
ただ、総合優勝争いをしている陵侑はそのまま参戦。

その陵侑は、この日は1本目11位と出遅れてしまう。
2本目にこの回3位のジャンプを見せて挽回し、あと一歩で表彰台は逃すも4位と、まずまずの結果。
コンチネンタルカップで好調だったベテラン竹内が16位と健闘。
佐藤慧一と岩佐はなんとかW杯ポイント獲得。

エンゲルベルクは雪が全然積もってなくて、ジャンプ台は人工雪。
風が強くて金曜の練習ラウンドは2本を1本に減らした上、予選とともに土曜に順延。

個人戦初戦で3位に入った後は、今ひとつ目立たなかったストッフが今季初優勝。
今季も安定して強いクラフトが2位。
この日は完全にこの実力者2人の戦いだった。
ガイガーが今季2度目の表彰台。
タンデ(ノルウェー)は33位で2本目に進めず無得点。
ケガの影響がかなりあるようだ。


W杯総合得点ランキング

1位 356点 クラフト
2位 340点 小林陵侑
3位 297点 ガイガー
4位 273点 タンデ
5位 246点 ストッフ
6位 232点 アッシェンヴァルト(オーストリア)
7位 188点 ラニセク(スロベニア)
8位 178点 佐藤幸椰
9位 147点 リンヴィーク(ノルウェー)
10位 144点 クバツキ(ポーランド)

クラフトが陵侑を逆転してトップに。
陵侑が僅差で続く。


ここで残念なニュースを二つ。

まずは、先のクリンゲンタールで負傷したマルケン。
左膝前十字靱帯(ACL)断裂と半月板の損傷と、非常に大きなケガだったようだ。
今季の復帰は不可能、来季以降の復帰も簡単ではない。
伸び盛りだっただけにとても残念だ。

もう一つは、我らが葛西紀明。
年末年始に開かれる「ジャンプ週間」への不参加が決まった。
今季は調子が上がらず、また、若手の成長もあって、遠征チームから外れることとなった。
葛西がジャンプ週間に出られないのは、1989/90シーズンに初参加して以来、ケガで出場できなかった1992/93シーズンを除くと初めてのことだ。
ヨーロッパでも人気の高い葛西が出場しないことが、現地では大きなニュースとなっている。
本人も相当悔しいようだが、今季に関しては仕方ないか・・・


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燃焼豚

新聞記事では小林選手の扱いは普通。むしろ葛西選手の扱いが大きかったかな。
by 燃焼豚 (2019-12-28 19:07) 

enokorogusa

葛西選手の不出場は「歴史的事件」ですからね。
同い年として、今一度の復活を願っています。
by enokorogusa (2019-12-28 20:42) 

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