SSブログ

スキージャンプW杯2019/20 団体第2戦 クリンゲンタール大会 12月14日 日本3位 [スキージャンプ]

今季2度目の団体戦。

12月14日
ドイツ クリンゲンタール会(HS140)
W杯団体第2戦

優勝  968.7点 ポーランド(ズィワ、ヴォルネ、ストッフ、クバツキ)
2位  943.7点 オーストリア(アッシェンヴァルト、シュリーレンツァウアー、
               ハイベック、クラフト)
3位  911.0点 日本(佐藤幸椰(雪印メグミルク)、伊東大貴(雪印メグミルク)、
           小林潤志郎(雪印メグミルク)、小林陵侑(土屋ホーム))

開幕戦で6位と不本意な結果に終わった日本。
この日のメンバーは現在の調子を見るとベストメンバーといってよい。
どの選手もまずますのジャンプを揃えて、ほぼ常に4位以上の順位をキープ。
アンカーの小林陵侑が最後にノルウェーを逆転するジャンプで3位表彰台を獲得した。

毎回書いてる気もするが、この日も風が強くて安定しない。
男子団体戦の前に行われた女子の試合は結局2本目がキャンセルされ、1本目の順位がそのまま最終結果となった。
男子団体戦はどうにか2本飛ぶことができた。

ポーランドは最初のジャンパー、ズィワが145mの大ジャンプ。
1位のオーストリアに対して僅差の2位につける。
2人目のヴォルネで首位を奪うとその後は順調に好ジャンプを揃えて、徐々に2位との差を広げる。
結局、今季ここまで個人戦ではあまり目立つことのなかったポーランドが、見事な勝利。

今季好調のクラフト、アッシェンヴァルトを擁し、開幕戦を勝ったオーストリアは2位。
そんなに悪いジャンプがあったわけではないのだが、この日はポーランドが強かった。

最後日本に3位を譲ったノルウェー。
個人総合トップのタンデがこの日はメンバーに入っていなかった。
前日行われた練習ジャンプの際にアクシデントがあって、足首にケガを負ってしまったのだ。
それでも、W杯総合優勝を狙うタンデは、その後に行われた個人戦(15日)の予選には出場。
なんとか44位で予選通過し、15日の本戦には出場可能となったが、果たして飛ぶことができるか心配だ。

5位はスロベニア、6位はドイツ。
2チームとも今ひとつ、特にドイツの団体戦6位以下というのは、W杯では2015年3月以来、31戦振りだ。
ドイツは個人でも、ガイガー以外では若手のシュミットが頑張っているが全体としては苦しんでいる。
昨季までポーランドの躍進を支えたコーチが今季からドイツのコーチに就任しており、今後の巻き返しがあるのかどうか注目だ。

今日15日は個人戦だ。
タンデのケガもあるが、調子を上げてきた小林陵侑が優勝候補の筆頭にあげられている。
他の日本勢では、葛西紀明がニジニ・タギル大会に続いて予選通過を果たした。
2度の練習ジャンプでも、14位、26位とまずまずの順位につけている。
ぜひ、今季初の2本目進出&W杯ポイント獲得を期待したい。



nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 2

コメント 2

燃焼豚

新聞記事ですが、扱いは小さかったもの写真付きでした。3位ですがめでたい。
by 燃焼豚 (2019-12-21 19:50) 

enokorogusa

陵侑選手の無双状態だった昨季でも、日本の表彰台は2度だけ。
その前は2017年11月に1度、2016年2月に2度と、日本の表彰台決して多くはありません。
今季は初優勝した佐藤幸椰選手もいますし、今週末のエンゲルベルクから加わった選手もなかなか好調なので、複数回の表彰台を見られるかもしれません。

by enokorogusa (2019-12-22 18:27) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。