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伊藤有希 W杯最終戦を優勝で飾る! 2023年3月24日 [スキージャンプ]

3月24日にフィンランドのラハティで行われた女子ジャンプのW杯個人最終戦で、伊藤有希(土屋ホーム)が1本目の7位から見事に逆転で優勝、今季2勝目をあげ、今季の有終の美を飾った。
今季は2月5日のヴィリンゲン(ドイツ)で6季振りのW杯優勝を遂げたほか、10位以内にも何度か入るなど、近年の中ではいい調子だったので、最終戦も勝つことができて自分は嬉しかった。

1回目7位だった伊藤は2回目の飛躍後、リーダーズボードで残りの6人(1回目6位~1位の選手)のジャンプを待つことになったのだが、最後の選手が飛び終えてもしばらくは自分が勝ったことを知らず、落ち着いた様子で周りを囲む各国の選手と健闘をたたえ合っていた。
自分が勝ったことを知ると、その場で何度も飛び跳ね、他の選手達とハグし合って喜びを表わした。
ここで彼女を祝福していたのが、他国の選手たちで、彼女の人となりが愛されているんだなと思った。

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スキージャンプW杯2022/23 個人第1戦 11月5日 [スキージャンプ]

11月5日、いよいよ今季のW杯が始まった。

まずは早速結果から

優勝 272.2点 クバツキ(ポーランド)
2位 266.6点 グラネルー(ノルウェー)
3位 258.0点 クラフト(オーストリア)

前日の予選でも1位だったクバツキがそのまま好調を維持し優勝。
2本ともその回トップの完勝だった。
2位のグラネルーも2本とも2位、クラフトは同じく3位と、今日は完全にこの3人が中心だった。


日本勢は以下の通り

7位 小林陵侑(土屋ホーム)
19位 小林潤志郎(雪印メグミルク)
28位 二階堂蓮(日本ビール)
30位 中村直幹(フライングラボラトリー)
32位 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
39位 佐藤慧一(雪印メグミルク)

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スキージャンプW杯2022/23 開幕直前! 11月4日 [スキージャンプ]

スキージャンプのW杯がついに今日開幕!

今シーズンは史上最も早い11月5日に始まる。
なんでも、サッカーのW杯がこの20日に開幕するので、それとの競合を避けるためらしい。
スキージャンプが欧州で人気といっても、さすがにサッカーには敵わない・・・

それを逆手にとって、というわけでもないが、これまた史上初の「雪」のないジャンプ台でW杯が行われる。
選手が着地するランディングバーンは夏に使用するプラスチックマット(前回の白馬の大会のように)のまま。
ただ、助走路はというと、こちらはいつもの冬季仕様で、スケートリンクのように人工的に氷をつくってその上を滑る。
冬季と夏季のハイブリッドだ。
ちなみに夏季の助走路は、セラミックの上に水を流して競技を行っている。

このハイブリッド形式の採用には、単なるサッカーW杯との競合以外にFIS(国際スキー連盟)の意図がある。


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スキージャンプ 全日本選手権ラージヒル 行ってきました! [スキージャンプ]

一週間前のことですが・・・行ってきましたよ!

第101回全日本スキー選手権大会ラージヒル 兼 第19回SBC杯スペシャルジャンプ白馬大会

う~ん、長い!

運良く体調がよかったこともあって、今日長野県の白馬で行われたジャンプ全日本選手権を現地観戦してきた。
前日の段階だと、現地の当日の天気予報は曇りから雨。
山沿いであることを考えると不安定な天候になりそうで、心配だったけど、思い切って行ってきた。
前日の白馬村スキークラブのWEBサイトの情報だと、8:00トレーニングジャンプ開始で、競技開始予定時刻は9:30。
あ、ちなみに今回は男女共催。

現地に到着したのが9時前。
あれ?まだ始まってないはずなのに、やけに駐車場が混んでるな?と思いながら、観覧席へ。
ジャンプ台を見ると、次々と選手が飛んでいく。
ああ、トレーニングが進んでいるな?と思ったら、場内実況がやけに気合いが入ってる。
おかしいな?時間的にはまだ競技は始まっていないはずなんだけど・・・

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タグ:ジャンプ
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小林陵侑 3季振り2度目のW杯総合優勝! [スキージャンプ]

今日、スロベニアのプラニツァでスキージャンプW杯最終戦が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が見事に3季振り2度目のW杯総合優勝を飾った。

シーズン前半に、スーツ規定違反による失格とコロナ陽性により3戦を欠場しながらの快挙だ。

今季はジャンプ週間も2度目の総合優勝、五輪も個人で金・銀メダル。

五輪後は疲れもあったのかやや調子を落としていた・・・というか、表彰台に登れないと調子が悪いのかな、と思ってしまうくらい強かった。
ホントは各試合で10位以内に入るだけでもすごいことなのにね。

とりあえず急ぎ記事にしておかなきゃ・・・
タグ:ジャンプ
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北京五輪開幕 スキージャンプ展望 [スキージャンプ]

昨日、北京五輪の開会式があり、ジャンプは早くも今日、女子の個人ノーマルヒル決勝が行われる。
このブログではこれまでも男子しか取り上げてないので、申し訳ないが女子の話題は割愛。

その男子も、同じく今日、個人ノーマルヒル予選が行われる。
トレーニングラウンドの結果を見る限りでは65人が参加しているようなので、51位以下は予選落ちとなる。
※追記 予選参加は各国4人までとなっているので、実際の予選は53名で行われた。

今季のW杯の様子から、五輪の上位争いを予想してみよう。

まず、優勝争いの最有力は、W杯の総合優勝争いで現在トップのガイガー(ドイツ)と、僅か3点差で2位に付ける小林陵侑(土屋ホーム)の二人とみるのが普通だろう。

ガイガーは今季W杯4勝、勝利含む表彰台10度と安定感も申し分ない。
一方陵侑は、勝利数は7とガイガーを大きく上回る。
しかも、出場した試合では7位が一度あるほかは、全て5位以上とこちらも素晴らしい。
陵侑はスーツ規定違反による失格と新型コロナ陽性による欠場が合わせて3戦あり、それでいて総合優勝争いをしているのだから、凄いというほかない。

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スキージャンプ 2021年夏 グランプリシリーズ終了 [スキージャンプ]

スキージャンプの夏季の国際大会としては一番格付けが高いのがグランプリと呼ばれるシリーズ。
毎年10戦程度行われていて、今季も2戦中止になったものの、7月から10月2日の最終戦まで計8戦行われた。

先にも書いたように、夏季では最も重要な大会なのだが、そこはやはりスキージャンプ、冬季がいわゆる本番なのはどの国の選手も同じで、グランプリは勝ちを狙いに来るというよりは、冬に向けての練習・調整といった目的がメインになる。
そんなわけで、このグランプリ、全戦参加する選手はあまりおらず、チーム(国)ごとに出たり出なかったりする。

この夏で言えば、最初の3戦にレギュラー組が参戦した強豪国はドイツ、ポーランド、オーストリア、スロベニアといったところ。
次の第4~6戦になると、これらの国はほとんど参戦せず、代わりにノルウェーがレギュラー組で出場している。
日本はというと、この第4戦から第6戦にある程度の人数で出場しているが、小林陵侑(土屋ホーム)や佐藤幸椰(雪印メグミルク)といった、ここ数年世界のトップクラスで活躍している2名は参加せず。

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小林陵侑 日本勢最多W杯通算18勝目! 2021年2月20日 [スキージャンプ]

忙しかったり、体調がすぐれなかったりで、ジャンプ記事を書けてないが、今回は書いておこう。

小林陵侑(土屋ホーム)が、現地(ルーマニア)2月20日に行われたW杯今季個人第22戦で、今季2勝目を飾った。
これで通算18勝目。
2月13日に行われた第20戦で勝利して葛西紀明(土屋ホーム)と並んでいたが、僅か1週間で、単独トップとなった。

ちなみにこのことは、FIS(国際スキー連盟)の公式ページでも記事にされている。
そこでは、
「So far he shared this record with Ski Jumping legend Noriaki Kasai, who won 17 times so far.」
となっている(下線は自分が加筆)。
このように葛西紀明を紹介するときは「レジェンド」を付けるのがFISの記事では普通。
本当にレジェンド呼びされているのが凄いと思う。

陵侑の話に戻るが、今季は夏からあまり練習環境がなかなか整わず、また、腰に違和感もあったらしく、W杯が始まってもしばらくはなかなか上位に顔を出すことができなかった。

しかし、W杯も中盤になってくると、目立たないながらもトップ10に入る試合が続き、調子は上向きとなってきている様子だった。
この勝利で今季のW杯総合順位も8位まで上がった。

ところでこの18勝目だが、実は競技終了直後に一度1位になった選手の失格により、2位につけていた陵侑が繰り上がって決まったものだった。
もちろん、それでも勝ちは勝ち、胸を張っていい。

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スキージャンプW杯2019/20 思わぬ結末 総合優勝はクラフト [スキージャンプ]

世界中で感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。
各国でスポーツイベントが次々と中止に。

スキージャンプW杯も、無観客で行うなど対処してきたが、結局トロンハイムで行われた3月11日の個人予選を最後に、その後の試合は全て中止。
残念ながら今季はこれで終了となった。

スロベニアのプラニツァで3月19日~22日に開催予定だったスキーフライング世界選手権も中止。
スキーフライング世界選手権は2年に1度の開催なのだが、今回は来季へ延期、ということになった。

保健衛生だけでなく、各国経済にも大きなダメージを受けている。
スポーツ云々というだけでは済まない状況になってしまった。
スキージャンプに限らず、スポーツ観戦が趣味の自分としては非常に残念だが、さすがにこればかりは仕方ない。

感染してしまった方々、発症してしまった方々が少しでも早く快復できるよう願う。
また、治療法、予防法の確立で、早く終息へ向かってほしいものである。
もちろん他人事ではないので、自分も平時以上に手洗い等注意しているが・・・


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スキージャンプW杯2019/20 個人第30戦 リレハンメル大会 3月10日 [スキージャンプ]

3月10日
ノルウェー リレハンメル大会(HS140)
W杯個人30戦 


優勝 264.3点 ストッフ(ポーランド)
2位 259.0点 イェラル(スロベニア)
3位 257.6点 ザイツ(スロベニア)
4位 253.6点 小林陵侑(土屋ホーム)
5位 250.6点 ペテル・プレフツ(スロベニア)
6位 249.3点 アッシェンヴァルト(オーストリア)
7位 248.1点 クリモフ(ロシア)
8位 247.7点 クバツキ(ポーランド)
9位 246.2点 ライエ(ドイツ)
10位 243.8点 ペダシェン(ノルウェー)
 
14位 235.2点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
21位 226.1点 佐藤慧一(雪印メグミルク)
24位 221.6点 小林潤志郎(雪印メグミルク)
30位 178.8点 伊東大貴(雪印メグミルク)
39位 90.2点 中村直毅(東海大学札幌スキークラブ)


陵侑は2本とも手堅くまとめたものの、第23戦以来の表彰台はならず。
幸椰は2本目に大きく順位を上げた。
慧一は今回はしっかり2本目へ進出、まずまずの結果だ。
潤志郎はこの辺りで落ち着きたくない。
伊東は今回は振わず。
中村は何かきっかけがほしい。


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