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35年ぶりの再会!『SOS! 時計よとまれ』 ※ネタバレ注意 [読書]

『SOS! 時計よとまれ』 さとうまきこ/作 伊藤良子/絵 1986年

5年の学習に連載されているのを読んで以来、ずっと読みたくてかなわなかった物語。
この間の経緯のとおりで図書館からの貸し出しという形であれ、ついに再読ができた。
なかなか興奮が収まらなくて、ようやく落ち着いてきた。

内容については、こちらの記事で書いた以下の記憶はほぼ合っていた。

ある男の子(当然5年生という設定だと思う)が不思議な時計を手に入れる。
で、それが(おそらく逆に)動き出したところ、両親がどんどん若返ってしまい、子供にやがては赤ちゃんになってしまう。
そしてその時計がもうひとつあったのかどうか忘れたが、隣?に住んでた女の子の両親も同様に幼くなっていってしまう。
男の子と女の子は、何とか時計をとめようと二人でいろいろ試すがなかなかとまらない。
その一方で、ミルクを飲ませたりと、自分たちの親の世話で手一杯、疲れ果ててしまう。
そのうち「このまま親が小さくなっていったらどうなるの?」「赤ちゃんより小さくなるってどういうこと?」「この世界から消えてなくなっちゃうの?」
などという心配、というか恐怖にさいなまれて・・・

違っていたのは、女の子は隣ではなく同じマンションの1階だったこと、女の子の方は両親が離婚していて母親だけだったこと、親が元に戻らなくなるのを恐れてあまり時計をいじろうとはしなかったこと。
これくらいかな。

あと、ほかに覚えていたのは、二人が疲れ果てて、背中合わせに座り込んでいる挿絵。
まさにラブコメ成分。
この絵もちゃんと載っていた。

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