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日本の古典文学への誘い その2 [読書]

いきなり訂正からだ。
前記事で、古典との出会いは『枕草子』の「春はあけぼの」だと思い切り言い切ってたが、これが違ったらしい。
教科書出版社の情報を調べたり、当時の授業のことをもう一度よく考えたら、『枕草子』じゃなかった。
どうやら最初は『竹取物語』っぽい。
よほど『枕草子』が印象に残っていたようだ。

他にも、『平家物語』の冒頭部分や、那須与一の扇の的を射る場面もあった。
木曽義仲の最期の部分は高校だったかな?
『源氏物語』は冒頭部分と、夕顔の死の場面だったか?これもどちらも高校か。
高校では『枕草子』の「清涼殿の丑寅の隅の」もあった。
『徒然草』は冒頭部分と「仁和寺にある法師」が中学だったか。
『更級日記』は冒頭部分がこれは高校か。
『方丈記』も冒頭部分を習った記憶があるなあ・・・中学か高校かはこれはわからない。
時代は大きく下るが『おくのほそ道』の冒頭もいつだっけ?

あらためて思い出すと、中学と高校の記憶がぐっちゃになってどちらかわからないものも多い。
しかし、どの話も、短いのだが、なかなか面白く、古典は好きな授業だった。
それで、いつか原文で古典を読みたいと、前記事で書いた通りなのだったが、結局実行せずじまい。

気が付けばアラフォーという、今から5~6年前。
ん?もう少し前かな?
きっかけは忘れたが、小野小町に興味が湧き、彼女に関する本を数冊読んでみた。

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日本の古典文学への誘い その1 [読書]

などとたいそうなタイトルをつけてみたが、なんのことはない、自分がこれまで読んできた古典の感想を適当に書くだけだ。
う~ん。
ますますこのブログのテーマが散漫になっていく(^^;)

5年の学習に載っていた読み物を探す一連の記事でたいへんお世話になったmiddrinnさんのブログへちょくちょくお邪魔させていただいていたのだが、その中で古典のお話が出たので、最近ちょっと止まってるけどそーいえば読んでいたなぁと思い出して、ちょっと読書録も兼ねて書いておこうと思ったしだいだ。

さて、そもそも自分が古典に興味を持ったのはいつだろうか。
思い出すに、いきなり古典ではなく、まず歴史(特に日本史)に興味を持ったのが素因としてあると思う。
ではそれはいつか。
自分の世代では学校で日本史を習うのは6年生だったのだが、その時にはすでに日本史が好きだった。
当時、日本通史をマンガで描いた小学館の『(少年少女)日本の歴史』をすでに読んでいた。
この「マンガ日本史」というジャンルは、今でこそいくつかの出版社から出ているが、この小学館のシリーズが最初だったように思う。

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ちょっと前のマンガ 『ヒカルの碁』は傑作 ※ネタバレ注意 [コミック]

ある日小6の進藤ヒカルは、おじいちゃんの家の蔵で古い碁盤を見つける。それを手にした瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。囲碁を心から愛する佐為、さらに名人を父に持つ天才少年・塔矢アキラとの出会いにより、ヒカルは徐々に囲碁への興味を持ち始める。
 ~ヒカルの碁単行本あらすじより

というわけで、今回は

『ヒカルの碁』(原作/ほったゆみ 漫画/小畑健 監修/梅沢由香里)

週刊少年ジャンプ連載は1999年2・3合併号 - 2003年33号

ちなみに「ちょっと前」っていつだよ!「懐かしい」とどう違うんだ?という突っ込みはスルーで。
あえて言えば10代までが「懐かしい」で20歳以降がちょっと前?な感じ。
まあ、記事の本筋とは関係ないのでその辺はテキトーに。

さて、本作はあらためて説明するまでもなく、日本中の子供たちの間に空前の囲碁ブームを巻き起こした傑作だ。
自分にとっては10年くらいまえに単行本で読んだのが初見かな?
ちなみにアニメは見たことがない。
最近再読する機会があったので久しぶりに読んでみた。

で、思った。
面白い! 
強烈に!
囲碁を全く知らない自分が読んでもはまってしまう。
囲碁を始める子供たちが次々と現れたのも納得。

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