日本の古典文学への誘い その１ [読書]
などとたいそうなタイトルをつけてみたが、なんのことはない、自分がこれまで読んできた古典の感想を適当に書くだけだ。
う～ん。
ますますこのブログのテーマが散漫になっていく(^^;)
５年の学習に載っていた読み物を探す一連の記事でたいへんお世話になったmiddrinnさんのブログへちょくちょくお邪魔させていただいていたのだが、その中で古典のお話が出たので、最近ちょっと止まってるけどそーいえば読んでいたなぁと思い出して、ちょっと読書録も兼ねて書いておこうと思ったしだいだ。
さて、そもそも自分が古典に興味を持ったのはいつだろうか。
思い出すに、いきなり古典ではなく、まず歴史（特に日本史）に興味を持ったのが素因としてあると思う。
ではそれはいつか。
自分の世代では学校で日本史を習うのは６年生だったのだが、その時にはすでに日本史が好きだった。
当時、日本通史をマンガで描いた小学館の『（少年少女）日本の歴史』をすでに読んでいた。
この「マンガ日本史」というジャンルは、今でこそいくつかの出版社から出ているが、この小学館のシリーズが最初だったように思う。
小学館のこのシリーズは非常によくできていて、マンガとして読んで面白く、それでいて、史料にかかれていることにけっこう忠実な中身となっている。
まあ、今となっては間違いだと明らかになったエピソードもあったが、現在も改訂しながら発行が続けられている。
このシリーズは人気があったのか、1983年にはなんとアニメ化されている。
アニメ化された際のタイトルは『まんが日本史』だったので、本の方もこのタイトルで覚えている人も多いのではないだろうか。
ちなみに、アニメのEDテーマ、サーカスの歌う「風のメルヘン」が、これがまた哀愁を誘う名曲なのだ。
子供向けのアニメにこの曲をもってきた制作側のやる気を感じる。
話は戻って、じゃあなぜ、この小学館『（少年少女）日本の歴史』を読むようになったのか？
さらに記憶を遡ると、その原点は一つのTV番組にたどり着く。
それはNHKで放送されていた、歴史ドキュメンタリー番組「歴史への招待」だ。
父がこの番組が好きでよく見ていたのを、何気なくいっしょによく見ていた。
結構自分も楽しんで見ていたような気がする。
これが自分が日本史好きになった理由として遡れる限界だ。
さて、これでとりあえず、日本史好きのルーツは明らかになった（いや明らかじゃないかこれは）。
次はその「日本史好き」を背景にしたうえで、古典をいつどうして好きになったか、だ。
これは結構はっきりしている。
それは「坊主めくり」で遊んでいた『小倉百人一首』の札に書いてあった和歌・・・ではなく、中学校の国語で『枕草子』の「春はあけぼの」の段を読んだのが、実際に古典を読んだ最初だ。
まあ、ありがちなパターンと言える。
この「春はあけぼの」の文章に、言葉ではうまく言い現せないが、何かしらの魅力を感じた。
他にも『今昔物語集』の「阿蘇の史」を読んで面白いと思った。
また、高校へ行ってからだが、『伊勢物語』の「筒井筒」の段（の一部だが）を読んで、これもまた面白かった。
他にも『小倉百人一首』の初めの方の歌を読んで、和歌にも興味が湧いてきた。
この高校生のときに書店で『枕草子』はじめいくつかの古典の文庫版（全訳注だったかどうかはわからない。角川文庫だったか？）を見て、ああ、いつかこれらの古典を、できれば原文で読みたいなあと思うようになった。
そのときはまさかそれが数十年も後のことになるとは思いもしなかったが・・・
う～ん。
ますますこのブログのテーマが散漫になっていく(^^;)
５年の学習に載っていた読み物を探す一連の記事でたいへんお世話になったmiddrinnさんのブログへちょくちょくお邪魔させていただいていたのだが、その中で古典のお話が出たので、最近ちょっと止まってるけどそーいえば読んでいたなぁと思い出して、ちょっと読書録も兼ねて書いておこうと思ったしだいだ。
さて、そもそも自分が古典に興味を持ったのはいつだろうか。
思い出すに、いきなり古典ではなく、まず歴史（特に日本史）に興味を持ったのが素因としてあると思う。
ではそれはいつか。
自分の世代では学校で日本史を習うのは６年生だったのだが、その時にはすでに日本史が好きだった。
当時、日本通史をマンガで描いた小学館の『（少年少女）日本の歴史』をすでに読んでいた。
この「マンガ日本史」というジャンルは、今でこそいくつかの出版社から出ているが、この小学館のシリーズが最初だったように思う。
小学館のこのシリーズは非常によくできていて、マンガとして読んで面白く、それでいて、史料にかかれていることにけっこう忠実な中身となっている。
まあ、今となっては間違いだと明らかになったエピソードもあったが、現在も改訂しながら発行が続けられている。
このシリーズは人気があったのか、1983年にはなんとアニメ化されている。
アニメ化された際のタイトルは『まんが日本史』だったので、本の方もこのタイトルで覚えている人も多いのではないだろうか。
ちなみに、アニメのEDテーマ、サーカスの歌う「風のメルヘン」が、これがまた哀愁を誘う名曲なのだ。
子供向けのアニメにこの曲をもってきた制作側のやる気を感じる。
話は戻って、じゃあなぜ、この小学館『（少年少女）日本の歴史』を読むようになったのか？
さらに記憶を遡ると、その原点は一つのTV番組にたどり着く。
それはNHKで放送されていた、歴史ドキュメンタリー番組「歴史への招待」だ。
父がこの番組が好きでよく見ていたのを、何気なくいっしょによく見ていた。
結構自分も楽しんで見ていたような気がする。
これが自分が日本史好きになった理由として遡れる限界だ。
さて、これでとりあえず、日本史好きのルーツは明らかになった（いや明らかじゃないかこれは）。
次はその「日本史好き」を背景にしたうえで、古典をいつどうして好きになったか、だ。
これは結構はっきりしている。
それは「坊主めくり」で遊んでいた『小倉百人一首』の札に書いてあった和歌・・・ではなく、中学校の国語で『枕草子』の「春はあけぼの」の段を読んだのが、実際に古典を読んだ最初だ。
まあ、ありがちなパターンと言える。
この「春はあけぼの」の文章に、言葉ではうまく言い現せないが、何かしらの魅力を感じた。
他にも『今昔物語集』の「阿蘇の史」を読んで面白いと思った。
また、高校へ行ってからだが、『伊勢物語』の「筒井筒」の段（の一部だが）を読んで、これもまた面白かった。
他にも『小倉百人一首』の初めの方の歌を読んで、和歌にも興味が湧いてきた。
この高校生のときに書店で『枕草子』はじめいくつかの古典の文庫版（全訳注だったかどうかはわからない。角川文庫だったか？）を見て、ああ、いつかこれらの古典を、できれば原文で読みたいなあと思うようになった。
そのときはまさかそれが数十年も後のことになるとは思いもしなかったが・・・
興味深く拝読、そして今後も愉しみにしてます(^o^)丿
小生は日本史は集英社版（和歌森太郎監修で、江戸時代
まではカゴ直利が作画担当）のを図書館で夢中になって
読んでました(^_^;) 「歴史への招待」は大判の書籍化
されたのを図書館でパラパラ見てて、番組は記憶に無い
です^_^; にしても、国語の授業で古典に魅力を感じた
とは早熟ですね(^^) 授業は全く記憶に無く日本の古典
文学に興味持ったのは最近なので恥ずかしいです^_^;
by middrinn (2018-08-19 22:39)
＞middrinnさん
集英社版も昔からありましたよね。小学館か集英社かって感じだったように思います。
「歴史への招待」も具体的な内容は覚えてなくて、「見てた」という事実と興味があったことを覚えているくらいで(^^;)
それでも当時古典に興味を持ったのは、やっぱり「日本史好き」が背景にあったのでしょうね。
ただ、結局、腰を据えて読み始めたのは５～６年前？くらいです。
それまで数十年放置してたので、そんなたいしたことないです(^^;)
by enokorogusa (2018-08-20 18:17)