SSブログ

スキージャンプW杯2018/19 開幕 小林陵侑が3位表彰台! [スキージャンプ]

スキージャンプのW杯が先週末に開幕した。
会場はポーランドのヴィスワ(HS134)。

土曜は団体戦。

優勝 ポーランド
2位 ドイツ
3位 オーストリア
4位 日本

地元ポーランドが開幕戦を飾った。
安定のドイツ、昨年は不振だったオーストリアが3位
ノルウェーは1本目にスーツ違反があって2本目に進めなかった。
この結果はまあ、順当といったところ。
日本は決してよかったわけではないが、他国もうまくジャンプが揃わず、4位に入った。

日曜は個人第1戦。

優勝 クリモフ(ロシア)
2位 ライエ(ドイツ)
3位 小林陵侑(土屋ホーム)

先日の団体戦と違い、非常にフレッシュな顔ぶれの表彰台となった。
クリモフは2季振り2回めの表彰台でもちろん初優勝。
ライエと陵侑は初めての表彰台だ(団体戦除く)。

クリモフは夏のグランプリシリーズで絶好調で、そのままシーズンに入ってきた。
優勝はロシア勢としても初めてか?
惜しかったのは陵侑だ。
1本目に一人だけHSを越える137.5mの大ジャンプ、しかし惜しくも手をつき飛型点でほぼ10点分損をした。
2本目はコーチズリクエストでゲートをひとつ下げながらも127mとまとめた。
遠征前の国内大会から好調だったが、W杯本番でも見事なジャンプを見せた。
着地が課題だが、飛距離に関しては申し分ない。
この日飛んだ選手の中では一番遠くまで飛べている内容だった。

この「飛距離が出る」というのが非常に大事で、世界でトップを争うには不可欠な要素だ。
あとは、上位で戦うことに慣れていくこと。

ノルウェー、オーストリア勢が伸び悩み、スロベニアはペテル・プレフツがケガで出遅れているのもあり、この初戦はポーランド勢を除けば4位以下の選手の顔ぶれもなかなか見られないものだった。
果たして、これから強豪国の選手たちの調子が上がってくるのか、それともこのまま戦国時代の様相を呈するのか。
次戦は今週末、ルカ(フィンランド、HS142)での個人2連戦だ。
小林陵侑の活躍と、初戦は残念ながら予選落ちしてしまった葛西紀明の復調に期待したい。

nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。