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ついに快挙達成! 小林陵侑 スキージャンプW杯個人総合優勝! [スキージャンプ]

なかなか更新できずにいるが、これだけはとりあえず記事にして残しておこう。

スキージャンプ男子のW杯で小林陵侑(土屋ホーム)が日本勢初の個人総合優勝を決めた。
3月10日にオスロで行われた個人第23戦終了時点で、2位のストッフ(ポーランド)にちょうど500点の差をつけた。
ちなみに以前の記事でライバルはクラフト(オーストリア)だと書いたが、ハズレだった。

残りは5戦。
ストッフが全勝して陵侑が無得点だとしても同点どまり、勝利数で上回る小林陵侑の総合優勝がこれで決まった。
オスロのホルメンコーレンのジャンプ台はノルディックスキーの聖地ともいわれる伝統の場所。
この歴史ある地で、日本勢初の快挙を見事に成し遂げた。

葛西紀明(土屋ホーム)だけでなく、あれだけ強かった長野五輪シーズンの船木和喜(FIT Ski)でさえ、成し遂げられなかった、まさに日本ジャンプチームの悲願がついに達成されたのだ。
しかもそれが、昨シーズンま
ではW杯での表彰台すら1度もなかった小林陵侑が今シーズン達成するとは、自分は全く予想できなった。。

今季初戦で初の表彰台となる3位になると次戦で初優勝、22歳の若者はその後あれよあれよと勝利を重ね、ジャンプ週間では史上3人目の全勝優勝。
シーズン中盤以降は疲れが出てきたか、前半のような快進撃は止まったが、常に優勝争い、表彰台争いを演じて、残り5戦を残して早々と総合優勝を決めた。

スキージャンプという競技は繊細な技術が求められるデリケートなスポーツ。
自然条件に左右されることも少なくない。
それだけに30戦近く(今季は29戦)戦っての総合優勝は本当に価値がある。
さらにいうと、逆に、来シーズンの陵侑が、今季のような強さを見せられるかはまだ未知数だ。

今回のオスロ大会では、総合優勝経験者で、1シーズン最多勝記録(15勝)保持者のペテル・プレフツ(スロベニア)が、約1年ぶりに表彰台に帰ってきた。
このプレフツのような実力者でさえ、調子を落とすとなかなか勝てないのがこの競技だ。

直近数年、最も安定して強いのは、ストッフ、そしてクラフト(オーストリア)だろう。
果たして、来シーズンの陵侑が、彼らに並ぶような大物になっていくのかどうか。
楽しみはつきないが、今はとにかく今季の総合優勝を祝いたい。
あと、今季もまだ残っているので、活躍を期待したい。
できればフライングでも活躍をしてほしいところだ。


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middrinn

朝日の夕刊でも紙面を割かれてましたね(^^)
明日の朝刊も楽しみ(^^) お大事にm(__)m
by middrinn (2019-03-11 22:09) 

enokorogusa

なかなか更新できずにいるのですが、この快挙だけは記事にしておかないと後悔する(←大袈裟だなあ)と思いましたので(^^;)
何しろ日本選手史上初というか、ヨーロッパ以外の選手が優勝したのがそもそも初めてということですから、マスコミもそれなりに報道しているようですね。
・・・・でも多くの人たちは五輪の金メダルを取らないと記憶に残らないんだろうな・・・・
by enokorogusa (2019-03-12 22:03) 

燃焼豚

久しぶりに見たら更新していてほっとしました。体調に気を付けてください。これからもまた読ませてもらいます。
by 燃焼豚 (2019-03-18 07:30) 

enokorogusa

ご心配おかけしました。
お気遣いいただきありがとうございます。
これからも、マイペースでいきますが(^^;)どうぞよろしくお願いします。
by enokorogusa (2019-03-18 11:53) 

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