スキージャンプW杯2018/19 ザコパネ大会 １月20日 [スキージャンプ]
前日に続いて個人戦
１月20日
ポーランド ザコパネ大会（HS140）
W杯個人第15戦（うち第６戦は中止）
優勝 278.3点 クラフト（オーストリア）
２位 275.7点 ヨハンソン（ノルウェー）
３位 273.3点 佐藤幸椰（雪印メグミルク）
７位 小林陵侑（土屋ホーム）
33位 葛西紀明（土屋ホーム）
37位 小林潤志郎（雪印メグミルク）
41位 伊東大貴（雪印メグミルク）
51位 中村直幹（東海大学）
53位 栃本翔平（雪印メグミルク）
佐藤が見事に自身初の表彰台。
１本目で２位につけると２本目も好ジャンプ。
今季日本勢では陵侑に次ぎ２人目の表彰台だ。
ときおりいいジャンプを見せていたが、２本揃えれば、こうして結果につながる。
ぜひ自信にして、陵侑に追いつけ追い越せで頑張ってほしい。
この日は上記２人以外は厳しい結果。
陵侑の方は、１本目まさかの23位。
そこから２本目は全体２位の好ジャンプを見せてジャンプアップ。
優勝のクラフトととの点差は10点以内と、まずまずの結果で今季の最低順位と同じ７位まで上がった。
この日、特に１本目は風が一定せず、レースディレクターもゲート設定に苦労した様子。
前日のジーゲル（ドイツ）のケガも影響してか、特に前半で頻繁にゲート変更が行われた。
にもかかわらず、各選手にとっては難しいコンディションだった模様。
先述の通り陵侑が23位に沈んだほか、よりにもよって地元ポーランド勢が大苦戦。
絶好調のクバツキが16位、総合ランク３位のズィワが25位、そして、最大の驚きがストッフ。
高いレベルで安定感を誇っている彼が何と36位で２本目に進めなかった。
他にも、総合ランク上位勢のフォーファン（ノルウェー）が19位、ガイガー（ドイツ）が28位、アイゼンビヒラー（ドイツ）が29位と下位に沈み、ほかに大物といえばアマン（スイス）も２本目に残れなかった。
まさに「ガラガラポン」した状態。
そんな中、表彰台の３人は２本ともうまくまとめた。
クラフトは２季振りの優勝だ。
オーストリア勢としてもクラフト自身の一昨年３月プラニツァ（スロベニア）以来の優勝。
陵侑の活躍がセンセーショナルだったのと、好調のポーランド勢、ドイツの若手陣の陰に隠れているが、クラフトが徐々に調子を上げて、地力を発揮し始めてきたか。
「ビッグネーム」の優勝は今季これが初めてだ。
もともと２季前のW杯総合王者、実績は十分。
今季の総合ランクも４位に上がってきた。
陵侑との差はまだ500点以上あるとはいえ、勝ちだすと止まらない選手が出てくるのも、この競技の特徴。
これまではまさに陵侑がそうだったわけだが今後はどうなるかわからない。
W杯総合ランク
１位 1128点 小林陵侑
２位 624点 ストッフ
３位 603点 ズィワ（ポーランド）
今季の個人戦は全部で29戦予定され、うち１戦はすでに中止。
この日でちょうど半分の14試合が終わった。
ここ２戦、続けて７位と、さすがに一時の勢いがなくなってきた陵侑だが、圧倒的な点差をつけているのは変わらない。
しかし油断は禁物（もちろん本人は油断などしないが）。
ライバルはクラフトと見る。
前回の総合優勝も、W杯中盤戦以降で勝利をかきあつめてのものだった。
今後も注視する必要がある。
さて、今週末は札幌。
陵侑にとっては凱旋試合となる。
もちろん他の日本勢にとっても大事な母国試合。
いい結果を期待したい。
１月20日
ポーランド ザコパネ大会（HS140）
W杯個人第15戦（うち第６戦は中止）
優勝 278.3点 クラフト（オーストリア）
２位 275.7点 ヨハンソン（ノルウェー）
３位 273.3点 佐藤幸椰（雪印メグミルク）
７位 小林陵侑（土屋ホーム）
33位 葛西紀明（土屋ホーム）
37位 小林潤志郎（雪印メグミルク）
41位 伊東大貴（雪印メグミルク）
51位 中村直幹（東海大学）
53位 栃本翔平（雪印メグミルク）
佐藤が見事に自身初の表彰台。
１本目で２位につけると２本目も好ジャンプ。
今季日本勢では陵侑に次ぎ２人目の表彰台だ。
ときおりいいジャンプを見せていたが、２本揃えれば、こうして結果につながる。
ぜひ自信にして、陵侑に追いつけ追い越せで頑張ってほしい。
この日は上記２人以外は厳しい結果。
陵侑の方は、１本目まさかの23位。
そこから２本目は全体２位の好ジャンプを見せてジャンプアップ。
優勝のクラフトととの点差は10点以内と、まずまずの結果で今季の最低順位と同じ７位まで上がった。
この日、特に１本目は風が一定せず、レースディレクターもゲート設定に苦労した様子。
前日のジーゲル（ドイツ）のケガも影響してか、特に前半で頻繁にゲート変更が行われた。
にもかかわらず、各選手にとっては難しいコンディションだった模様。
先述の通り陵侑が23位に沈んだほか、よりにもよって地元ポーランド勢が大苦戦。
絶好調のクバツキが16位、総合ランク３位のズィワが25位、そして、最大の驚きがストッフ。
高いレベルで安定感を誇っている彼が何と36位で２本目に進めなかった。
他にも、総合ランク上位勢のフォーファン（ノルウェー）が19位、ガイガー（ドイツ）が28位、アイゼンビヒラー（ドイツ）が29位と下位に沈み、ほかに大物といえばアマン（スイス）も２本目に残れなかった。
まさに「ガラガラポン」した状態。
そんな中、表彰台の３人は２本ともうまくまとめた。
クラフトは２季振りの優勝だ。
オーストリア勢としてもクラフト自身の一昨年３月プラニツァ（スロベニア）以来の優勝。
陵侑の活躍がセンセーショナルだったのと、好調のポーランド勢、ドイツの若手陣の陰に隠れているが、クラフトが徐々に調子を上げて、地力を発揮し始めてきたか。
「ビッグネーム」の優勝は今季これが初めてだ。
もともと２季前のW杯総合王者、実績は十分。
今季の総合ランクも４位に上がってきた。
陵侑との差はまだ500点以上あるとはいえ、勝ちだすと止まらない選手が出てくるのも、この競技の特徴。
これまではまさに陵侑がそうだったわけだが今後はどうなるかわからない。
W杯総合ランク
１位 1128点 小林陵侑
２位 624点 ストッフ
３位 603点 ズィワ（ポーランド）
今季の個人戦は全部で29戦予定され、うち１戦はすでに中止。
この日でちょうど半分の14試合が終わった。
ここ２戦、続けて７位と、さすがに一時の勢いがなくなってきた陵侑だが、圧倒的な点差をつけているのは変わらない。
しかし油断は禁物（もちろん本人は油断などしないが）。
ライバルはクラフトと見る。
前回の総合優勝も、W杯中盤戦以降で勝利をかきあつめてのものだった。
今後も注視する必要がある。
さて、今週末は札幌。
陵侑にとっては凱旋試合となる。
もちろん他の日本勢にとっても大事な母国試合。
いい結果を期待したい。
新聞記事から複合の渡部選手が小林選手を誉めてた。フィギュアの羽生選手以外で冬スポーツの頂点取りをした数少ない選手だから。
by 燃焼豚 (2019-01-29 19:58)
返信遅くなってしまい申し訳ありません。
よほどのことが無い限り、W杯総合優勝は固い状況。
渡部選手も自身初のW杯総合優勝を昨年果たしていて、その大変さと意義を十分に知っているからこその言葉でしょう。
by enokorogusa (2019-02-25 08:35)
ナンバー誌あたりで特集号が出るかもしれませんね(〃'∇'〃)
無理はされず、のんびり、のほほ～んと行きましょう(^o^)丿
by middrinn (2019-02-25 09:44)
お気遣いいただき恐縮です。
ぜひ出てほしいですね！特集誌。
好きとは言っても、所詮自分は一介のファン、手に入る情報も微々たるもの。
本職の記者の深～い文章を読みたいです(^^)
by enokorogusa (2019-02-25 19:16)
小林選手は9勝目を上げたあたりから優勝はなくても一般のニュースに取り上げられるようになりました。地道に勝利を積み上げてきた結果ですね。また、河西選手が天皇陛下の茶会に招かれたとの事です。さすがレジェンド！
by 燃焼豚 (2019-02-26 19:17)
試合を見る前に結果を知ってしまうことを防ぐために、ニュース等に触れずにいるので、どれくらい扱われてるのか、実はよく知らないんです(^^;)
そうですか、「優勝しなかった」こともニュースになりはじめましたか。
日本のマスコミはあまりにも五輪偏重なので、まだまだ信頼できませんが(^^;)
by enokorogusa (2019-02-26 21:56)
TVの一般ニュースで小林選手が総合1位となったとの事です。大変めでだいです。わりと長めに報道されていました。
by 燃焼豚 (2019-03-11 17:35)
本当に素晴らしい快挙です。
長めの報道ですか。
それはよかったです＼(^o^)／
ぜひこれを機に、五輪以外のシーズンももっと報道してほしいところです。
女子ジャンプはNHKが（おそらく髙梨の活躍を見込んで）全戦中継しているのですが、残念ながら勢力地図は塗り替えられています。
男子の方こそ全戦中継してもらえるといいんですが。
by enokorogusa (2019-03-11 17:53)