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スキージャンプW杯2018/19 ヴァルディフィエメ大会 1月13日 [スキージャンプ]

今回はさらに早く更新できたぞ(^^)
でもちょっと残念な結果・・・

12日の試合も制した小林陵侑、W杯6連勝は史上5人目の最高タイ記録。
この日勝てば7連勝の新記録達成となる。

1月13日
イタリア ヴァルディフィエメ大会(HS135)
W杯個人第14戦

優勝 271.1点 クバツキ(ポーランド)
2位 257.2点 クラフト(オーストリア)
3位 256.9点 ストッフ(ポーランド)

7位 小林陵侑(土屋ホーム)
20位 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
28位 小林潤志郎(雪印メグミルク)
38位 栃本翔平(雪印メグミルク)
40位 葛西紀明(土屋ホーム)
45位 中村直幹(東海大学)
49位 伊東大貴(雪印メグミルク)

陵侑の快進撃もついに一旦停止。
表彰台にも乗れなかったのは今季2度目、前回も7位だった。
去年までなら7位はかなりいい成績なのだが、今年の成績が凄すぎるので、残念に思ってしまう。
ファンというのは欲張りなもんだ。
この日は他の日本勢も厳しかった。
その中で佐藤は1本目5位と、期待をもたせてくれたのだが、2本目は30人中30位と失速してしまった。
それでも、今の日本勢では、潤志郎をおいて2番手の存在になりつつある。
今季は途中からのW杯参加だったが、健闘している。

この日は少追い風ながらも昨日よりは弱め。
しかしディレクターが風を読み切れない。
ゲートが激しく上下する。

そんな難しいコンディションの中、1本目トップに立ったのはクバツキ。
陵侑はわずかに及ばず2位。
しかしクバツキとの差は1.8点、飛距離にしてちょうど1m。
今の陵侑なら簡単に逆転を狙える差だ。

しかし迎えた2本目、最後から2番目に飛んだ陵侑だったが距離が伸びない。
飛型点も低く抑えられ、2本目の中では18位と、前日までのジャンプを考えたらまさかの結果。
この時点で6位と、表彰台も逃してしまう。

そして勝ったのはクバツキ。
2本目はさらに距離を伸ばし131.5mと文句なし。
好ジャンプの時はいつも右手を上げるパフォーマンスなのだが、このジャンプではそれだけでなく、両手を上げて喜ぶ。
自身、ついにW杯初優勝だ。
いつ勝ってもおかしくないと、先日書いたばかりだが、早速の優勝だ。
前日まで2戦連続で2位と好調だったが、今日は本当に見事なジャンプ。

このクバツキの優勝で、今季は4人目の初優勝者。
開幕戦のクリモフ(ロシア)から始まり陵侑、ガイガー(ドイツ)、そしてクバツキ。
まさに時代の替わり目と言ってよいような、今季のW杯だ。


W杯総合ランク

1位 1092点 小林陵侑
2位  624点 ストッフ
3位  591点 ズィワ(ポーランド)

ストッフが2位に上がり、陵侑との差を少しだけ詰めた。
ちなみにこの日優勝したクバツキは4位に上昇、2~4位をポーランド勢が占めている。

このタイミングで次週はポーランドのザコパネ。
19日土曜に団体戦、20日日曜に個人戦が行われる。
ポーランドの観客は熱狂的なことで知られる。
それに加えて、今季の絶対的な存在だった陵侑を倒して一番盛り上がる状況で地元へ凱旋となる。
ものすごい騒ぎとなるだろう。

陵侑にとっては完全にアウェイだ。
しかも連勝が止まったばかり。
そんな状況でこれまでのようなビッグジャンプができるか?
今季の陵侑の真価が問われる日になるかもしれない。
でも、今の陵侑なら大丈夫だと思う。
いい試合を期待したい。


nice!(1)  コメント(6) 
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コメント 6

middrinn

今朝の朝刊で6連勝を報じた記事を読んだのにヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
by middrinn (2019-01-14 16:23) 

enokorogusa

そうなんです。
自分も、せっかく今日は祝日で午前中から試合映像を見ることができたのに(^^;)
でも、これをいい刺激と受け止めて次はやってくれるでしょう!
by enokorogusa (2019-01-14 18:11) 

燃焼豚

こちらはTVの一般ニュースで取り上げられ、7連勝出来ず、最多記録タイに持ち込んだ小林選手の健闘を流していました。新聞記事もスポーツニュースも同じです。私も7連勝はいかなくても最多記録タイは見事だと思います。
by 燃焼豚 (2019-01-15 19:55) 

enokorogusa

7連勝はなりませんでしたが、燃焼豚さんのおっしゃるとおり、最多タイの6連勝はもう十分にスゴイです。
とはいえ(^^;)今後もぜひ優勝争いに絡んでいってほしいですね。
by enokorogusa (2019-01-16 20:38) 

燃焼豚

一昨日、男子団体は5位、昨日、小林選手の個人で7位でしたが新聞記事は結果だけ、スポーツニュースは相撲に時間をとられたのか、結果だけでした。どちらも10位以内をキープとはすごいです。
by 燃焼豚 (2019-01-22 19:18) 

enokorogusa

団体はまあ、妥当でしょう。
陵侑選手は何とか2本目踏ん張りました。
それよりも佐藤選手が初の表彰台。
これが素晴らしいです。
by enokorogusa (2019-01-22 22:25) 

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