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スキージャンプW杯2018/19 エンゲルベルク大会 12月15日 [スキージャンプ]

12月16日の試合の映像がまだ見られないのでとりあえず15日分だけアップ。

スキージャンプのW杯。
先週予定されていたティティゼー・ノイシュタット大会が天候不良でキャンセル。
2週間ぶりの開催となった。

12月15日~16日
スイスのエンゲルベルク(HS140)での2連戦。

12月15日
個人第7戦
優勝 ガイガー(ドイツ)
2位 ズィワ(ポーランド)
3位 フーバー(オーストリア)

7位 小林陵侑(土屋ホーム)
18位 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
22位 小林潤志郎(雪印メグミルク)
40位 伊東大貴(雪印メグミルク)
42位 中村直幹(東海大学)
49位 葛西紀明(土屋ホーム)

えらく上のゲートを使うな、と思ったら、この日はかなり強めの追い風が吹くコンディション。
ウィンドファクターもほとんどが+15点以上、中には+20点以上付く選手もいたほどだ。
幸いなことには、風の変化があまりなくて、一定程度の追い風だったので試合としてはなんとか開催できた感じだ。
ただ、ウインドファクターが付くとはいっても、追い風に対して比較的強い選手とそうでない選手がいて、同じ追い風でも選手の技量が試されたりはする。

そんなコンディションで開かれたこの試合。
またしても初優勝者が誕生。

ガイガーは団体メンバーでは優勝の経験はあるが、個人では初。
確かに今季好調ではあったが、表彰台もこれまで通算1度しかなかった。
初優勝を飾ったのは今季はこれで3人目。
今季の優勝者の中で唯一人昨季までの優勝経験のあるフォーファン(ノルウェー)にしてもまだ通算3勝。
今季6戦して優勝者の優勝回数を合計してもわずか8回。
3位のフーバーも初の表彰台だ。
2位のズィワはまたしても初優勝とはならなかったが、今季中に優勝メンバーに加わる可能性は十分にある。

訂正追記:ズィワは2013年3月オスロで優勝していた。

一方でビッグネームたちが苦労している。
W総合優勝経験者たちも2本目に進めていない。
ペテル・プレフツ(スロベニア)が35位、アマン(スイス)が45位、フロイント(ドイツ)はなんと50位で最下位だ。
前にも書いたが明らかに昨季と様相が変わっている。
これほど劇的に変わっているのは近年ではあまり見たことがない。

そして、絶好調の小林陵侑だが、この日は今一つ距離が伸びず、今季初めて表彰台を逃した。
予選をトップ通過していたので期待していたのだが、残念ながら7位だった。
・・・と思わず書いてしまったが、「7位」が「残念ながら」とはちょっと厳しすぎるな。
それくらいこれまでの陵侑は強かったので、ついそう思ってしまった。

他の日本勢では、竹内拓(北野建設)に替わってW杯参戦メンバーに選ばれた佐藤がいきなり18位と健闘したほかは、苦しい戦いが続いている。

ところで「予選」と書いたが、現行のW杯では、原則毎戦予選が行われる。
予選は1本だけでその上位50人が本戦の出場権を得る。
以前はその試合が始まる前の時点での総合ランク10位までの選手は予選免除されていたが(飛んでもよいが、結果に関係なく本戦に出場できる)、昨季からその優遇制度がなくなり、全員に予選が課されることになった。
なので、ただ今絶賛売出し中の陵侑も、必ず予選を飛ばなければならない。

さて、16日の試合の映像は見られるだろうか・・・・
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燃焼豚

7位なので新聞記事はいつもより小さくなっています。
by 燃焼豚 (2018-12-23 16:01) 

enokorogusa

試合映像を見るまでにタイムラグがあるので、ネットや翌朝のテレビや新聞などの情報を見ないようにしてます(^^;)
by enokorogusa (2018-12-24 18:38) 

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