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潤志郎が4位 葛西が10位 2017年12月10日のW杯感想 男子ジャンプ [スキージャンプ]

先日の記事に間に合わなかった男子ジャンプ。
ようやく映像が見れた。

会場はドイツのティティゼー・ノイシュタット。
が、この日は悪天候に悩まされた。
映像を見てもとてもジャンプができる様子じゃない。
風だけではなく雨?みぞれ?っぽいのがじゃんじゃん降るようなありさま。
度重なるスタート時間の延期のあげく、時間がなくなってしまったので1本勝負で行われた。

これまでポイントのない葛西紀明は10番目と早い順でのスタート。
ところが、葛西の番になったところで強風が吹き始め、数分ほど風待ち。
さらにゲート変更もあり、集中力が乱れても仕方ない状況。

だが、この長い待ち時間にも気持ちを見出されることなく、スムーズにスタート。
うまく風にものり、130mのビッグジャンプ。
この時点で2位。

その後も不安定な風の中試合は続くが、葛西を上回る選手はなかなか現れず、終盤まで一桁順位をキープ。
終盤でようやく葛西を上回る選手が出だしたが、その一人が小林潤志郎。
42番スタートの小林潤志郎が、初戦の勝利を思い出させるビッグフライトを見せて137.5m。
この時点でトップにたつ。

その後しばらくリーダーズボードに立ち続け、表彰台まであと一人、というところまでくる。
残念ながら、現在好調の最後3人に抜かれて惜しくも表彰台は逃したが見事に4位。
一方葛西は10位と、今年初めてのポイント獲得をトップ10入りで果たした。
日本勢がトップ10に二人というのは結構久しぶりじゃないだろうか?

優勝はドイツのリヒャルト・フライターク。
今、最も好調な選手だ。
今季2勝めをあげた初めての選手となった。
昨年までは毎戦上位には顔を出すものの、どちらかというと地味な存在。
強豪ぞろいのドイツの中では中堅どころという感じだったが、今季滑り出しは上々だ。
2位も同じくドイツのアンドレアス・ヴェリンガー、3位はノルウェーのダニエル・アンドレ・タンデ。
やはりふたりとも現在好調だ。

今週はスイスへ移動し、エンゲルベルクで個人2連戦だ。
小林潤志郎、葛西をはじめ、日本勢の巻き返しに期待したい。


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