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2017年12月8日のW杯感想 スピードスケート、 男子ジャンプ [ウインタースポーツ]

さて先週は金曜~日曜とまとめて記事にしたが、とても大変だった・・・
なので、今週は1日ずつ記事を書いてみよう。
まあ、いろいろ試行錯誤しながら、ということで、ご容赦。

まずはスピードスケートから。
会場は標高約1400mにあるソルトレイクシティ。
高速リンクとして有名だ。
記録にも期待が持てる。

この大会では500mは2回レースがある。
その1回目が行われた。
注目はもちろん、連勝街道を突っ走る小平奈緒だ。
今回も最終組滑走で、同走は同じく韓国のイ・サンファ。

今回のスタート100mはイが0秒01小平を上回って、小平は10秒27。
先週のときより0秒08遅い。
しかし、その後はうまくスピードに乗りイを逆転、36秒50の日本新記録で勝利。
これで昨季から続く連勝を14に伸ばした。
ただ、今回はイも粘り、小平と0秒21差の2位となった。
この差は今季のW杯でいちばん少ない。

だが、小平のタイムはイの世界記録に0秒14までせまる好タイム。
もし、スタート100mのタイムが前回並みだったらもっと迫っていたかもしれない。
まあ、それよりも今回よかったのは、最初の100mをほぼ同じタイムで通過した後の残り400mでイに0秒22の差をつけたことだ。
これは500mで重要なコーナリングスピードやバックストレートのスピードが出ていることの現れだ。
タイム差こそ縮まったが、決してネガティブなことばかりではない。
また、日本勢では郷亜里砂も見事3位に入った。
2度目の500mのレースが今日あるので、小平のタイムに再度注目だ。

さて、この日のいちばんの主役は小平ではなかった。
髙木美帆、髙木菜那、佐藤綾乃の3人で挑んだ団体追い抜きチームが、先週カルガリーで出した世界記録を一気に3秒01も縮める驚異的なタイムで優勝。
さらに凄いのは2位オランダとの差が4秒70もあることだ。
そのオランダでも、今季初戦で日本がそのとき出した世界記録を0秒20上回っているのに、だ。
これで今季の女子団体追い抜きは3レースすべて世界新記録で3連勝、2位との差も3秒29、2秒88、4秒70と、すさまじい強さを発揮している。
これまでスピードスケートで、日本がここまで強さを発揮した種目はないのではないか。

その団体追い抜きチームでもメイン走者的存在の髙木美帆だが、もちろん今大会も個人での活躍も期待される。
今季3戦3勝の1500mが土曜日に行われる。
こちらも順位だけでなく記録にも注目だ。

髙木姉妹の陰に隠れがちだが、佐藤綾乃も今季のW杯の主役の一人である。
団体追い抜きのメンバーということだけでなく、大人数で一斉にスタートするマス・スタートで、現在W杯ポイントトップに立っている。
この日も準決勝1組で4位に入って見事に決勝進出した。
こちらの決勝も土曜日に行われる。
今日もスピードスケートW杯から目が離せない。

一方、ジャンプはドイツのティティゼー・ノイシュタットが会場。
金曜は男子の予選が行われる予定だったが、強風のためキャンセルされ、今日の本戦の前に行われることになった。
ちなみに先週の記事で今回は若手かなと書いたが、A代表が派遣されていた。
心配なのは葛西紀明である。
予選の前に行われた2度のトライアルラウンドで、いずれも40位台の飛距離にとどまっている。
予選を通過するのは50人なので、このままではギリギリだ。
何かきっかけがほしい。

今週末はTV中継が無いので、明朝FISのWEBサイトで結果を見ることになる。
日本勢が少しでも上位に来ることを祈ろう。


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