ダーティペア第15話『ここ掘れニャンニャン果報は最後にやってくる』B　あらすじと感想：1972年生まれの雑記帳：SSブログ

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ダーティペア第15話『ここ掘れニャンニャン果報は最後にやってくる』B　あらすじと感想　[ダーティペア] [編集]

生き埋め・・・かと思ったら爺ちゃんの機転で地下に避難。
この遺跡のことは自分の方が詳しいと自慢する爺ちゃん。
キーとなる金の板を奪われたものの、とにかく先へ進む3人。

一方、直ったナンモはムギといっしょにエアバイクで遺跡へ。
3人の後を追う。

3人は立体映像の仕掛けに驚くクレメンタインへ追いつくも、
罠にはまり今度は地下へ落下。
あれ？爺ちゃん詳しいんじゃないの？
ケイにも突っ込まれるが、忘れとったと。

すると、天井が降りてくるとともに、水が地下室にたまっていく。
絶体絶命のピンチにおかれ、金に釣られたことを後悔する二人。
水が天井まで達し、ついに終わりか？と思ったところで、
後からやってきたナンモが仕掛けを解除し、危機一髪で助かる3人。
う～ん、まあいいんだけど、あきらめるなんてラブリーエンジェルらしくないなぁ。
こういうピンチを自分たちで脱してこそのダーティ、いやラブリーエンジェルだと思うんだけどな。
二人のウデの見せ所なのに、この流れはもったいない演出だと思う。

いよいよというよりか、なんかあっさりと最後の扉の前まで来た3人。
クレメンタインは仕掛けにかかってしまっている。
最後の扉を開けるには3人の協力が必要らしい。
金の板を差し込んだ爺ちゃんは二人にも決められた床の上に立つよう指示する。

よくわからない二人だが、突然床石がせり上がってくる。
それを押し戻せと爺ちゃん。
段々早くなる石の動き。3人は踊るようにとにかくひたすら押し戻す。
金の板がだんだん吸い込まれていき、最後まで吸い込まれると、床石も戻っていく。
どうやら成功らしい。目の前の壁が左右に開いていく。

贅沢三昧、遊び三昧、と期待をふくらます二人。
しかしそこには・・・光る石がところどころにあるだけ。
一枚だけ置かれていた古文書を手にする爺ちゃん。
読み方がわからない二人。
爺ちゃんによると、3人力を合わせることが宝だと書いてあるらしい。
宝探しってこのパターン、とメタ的セリフでガッカリ・・・な二人だった。
爺ちゃんの意味ありげな笑顔も二人には見えない。

ところはかわってエレノアシティ、二人の自宅。
まだガッカリしている二人。
するとTVニュースで爺ちゃんが登場。
何と！あの古文書には超エネルギーの製法が書かれてあった！
爺ちゃんはそれを1億7千万クレジットで売ったという。
「やられた！」と悔しがる二人のもとへ宅配便。
何ぞや？と思う二人のもとへ届けられたのは部屋を埋め尽くすバラの花。
だまされて報酬は手にできなかったが、バラの花に埋もれていい気分！の二人だった。

というところで今回は終了～。
休暇中に宝探しにっていうのもちょっと二人らしくないような気がするんだけど、
それ以上に、二人が関わったのに何も被害が出ていないのがらしくない！と思っちゃうんだよね。
爺ちゃんに完全に騙されてしまうのも彼女たちらしくないし。
二人が関わったからには、1億5千万クレジットの遺跡（古文書）が破壊されちゃうとか、
爺ちゃんも二人に頼んだことを後悔するとか、そういう話に持って行ってほしかったな。
11話もグーリーにある意味一杯食わされるわけだけど、
あれは上司のグーリーだからいいのであって、素人の爺ちゃんにしてやられるってのはねえ・・・

そんなストーリーに加えて絵がちょっと・・・な回なので、どうしても好きになれないお話。
まあ、1話完結で2クールあったら、こういうこともあるでしょう。
次回に期待。