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ダーティペア第14話『金庫か選挙か?演説会は殺人びより』B あらすじと感想 [ダーティペア]

管制室で警報が鳴る。
原因はケイ。
金庫へ向かって走る。
警備システムはケイのコードナンバーを認識しながらもケイを不審者として攻撃するが、逆にケイに撃たれてしまう。

さらにケイは金庫正面のドアを打ち壊し、女子係員に姿を変えた犯人がその中にいることを明かす。
ケイを突破できないと思ったのか、犯人は再び金庫の中へ走り出す。
異常事態発生と認識した自動警備システムが再稼働を始める。
追いかけるケイ、自動レーザー砲の攻撃を何とかかわし、犯人を追って金庫の中へ。
閉まる金庫の入口。
金庫の中で犯人とケイが対峙。
「もうどこにも逃げられないわよ」
「そりゃあアンタも同じだ。この金庫の扉は破れん」
「あに言ってんだ。すぐあたしの相棒がここを開けてくれる」
おお、ユリへの信頼を口にするケイ、ふたりの絆が見られるよいセリフだ。

「あにぃ?一度システムが作動したら誰にも止められないってどういうことなの?」
金庫の警備システムは独立コンピュータが管理しているという。
そして、侵入者の脳波に直接働きかけ、幻覚、幻視などで恐怖を与え、侵入者を精神的に追い詰めていくのが、この金庫の警備システムなのだった。
パンドラ金庫になぜ侵入したのか戸惑う管制官。
思い当たるユリ。
「金庫の破壊よ。金庫に何か仕掛けをしたんだわ。」
金庫を破壊して誰が得をするのかとゲッシー。
「犯罪者よ。あの中には犯罪者の登録リストが保管されているんでしょ。」
「やっぱり爆弾よ。警備システムに爆弾を探させて」
このあたりの島津冴子の声がとてもいい!

ところがそれは無理だとゲッシー。
完全独立コンピュータだから手を出せないという。
「ったく、あなたまともなものはつくれないの?」
もちろんアルジャーノンの一件をふまえての言葉。
金庫へと走り出すユリ。
ところが金庫へ続く廊下には1万ボルトのネオビームシールドが流れているという。

確実に時刻を刻んでゆく爆弾。
そして金庫室ではケイと犯人の精神が追い詰められていく。

紫のジャンプスーツ(久しぶりに見るね)に着替えたユリ、走りながらナンモとムギを金庫室前に呼び出す。
金庫へ続く通路の入口まで来たユリ、4機のドローンの攻撃をかわし撃墜する。
ユリのもとへ集まってきたナンモとムギ。
「あなたたちは爆弾捜しをして。あたしが独立コンピュータを破壊するまで向こうへは渡らないように。床に仕掛けがあるの」
パックパックのウイングを開き、コンピュータへと上昇飛行していくユリ。
相変わらず攻撃してくるドローンの攻撃をかわし見事に撃ち落していく。

金庫室の二人はかなり追い込まれている。
「いい加減ここに来た目的を言ったらどうなのさ」
「そんなこと聞いてどうする。もうすぐ仕掛けが爆発するか、俺たちがおかしくなるかどっちかさ」
「もっとも、こっから無事に出られりゃ教えないこともないけどな。俺だって助かりたいよ!」
「あたしの相棒が何とかするよ。ユリは賭けた5千クレジットあきらめる女じゃないもんね」
ここまできても、ユリへの信頼が揺るがないケイ。

「ケイに死なれてたまるもんですか。5千クレジット損しちゃうわ」
コンピュータはバリアを張り始める。
急ぐユリ、バックパックからロケットランチャーを取り出す。
ギリギリのところでユリがランチャーを発射、コンピュータの破壊に成功する。
幻覚が消えていく金庫室、だが、まだ爆弾が残っている!
「ナンモ、急いで!」
仕掛けのなくなった通路を渡ったナンモ、爆破装置の解除に成功する。

扉を開けるユリ、ケイを呼ぶ。
中ではケイが犯人を取り押さえていた。
「こいつの目的がわかったよ。ある男のファイルを消すためだった」
「あたしの勝ちね。5千クレジットよろしくね」
こんなときでも軽口を欠かさないユリ。らしいセリフだ。

大統領候補ギルダーの演説会が始まろうとしていたところ、会場が急に消灯。
明かりが点いたと思ったら、正面にギルダーの昔の写真が大写しに。。
そしてユリのとってもりりしい声でギルダーの過去の犯罪が明かされる。
なんと過去に結婚詐欺をはたらき、相手を殺していたことが判明、時効は成立していないという。
「にひひ」
「賭けにかった5千クレジットはいつくれるの?」
「うん?何のこと?そんな話あったっけ?あんた賭け事きらいだったんじゃないの?」
「ああ、ちょっと!あたしの!」
そこへチャンとバッタリ
「やば!逃げろ」
「なんであたしまで」
「つきあいつきあい」


とオチをつけたところで終了~
ケイの賭け事の負けの話から始まった今回のお話、犯人の目的を賭けの対象にして、二人が別行動。
それぞれの場面を行ったり来たりしながら話が進んでいく。
基本、単独行動に終始するのだが、ケイのユリへの信頼や、ケイを救いに行くユリの行動が見られるのがいい。
また、珍しいユリの単独戦闘シーンにかなりの尺がとってあったのが、ユリファンには嬉しいところ。
不審者の目的を賭け事の対象にしたり、軽口をたたきながらも、仕事はちゃんとやってのけるのもいい。
多少強引な話の持っていき方もあるけれど、優秀なトラコン、ラブリーエンジェルがしっかりと描かれているいいお話だったと思う。

・・・ムギの存在意味がなかったけど。
これは脚本家自身も言ってる。


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コメント 2

燃焼豚

Aパートでは良いところのなかったすぐに犯人を押さえケイですが幻覚を耐えた精神力は見事でした。そして、Bパートはユリの独壇場。ユリの活躍が冴え、華麗にクライムアクションを制覇しました。でもよく考えたら元々ダーティペアは犯罪トラコンなのでこういった展開が一番よく似合います。
by 燃焼豚 (2017-11-03 07:07) 

enokorogusa

>燃焼豚さん

TV版は、WWWAが何でも屋になっているのですが、やっぱり犯罪解決の話は、おっしゃるとおり二人のトラコンとしての優秀さを見ることができていいですね。
普段とのギャップも感じられるユリが自分は好きなので、今回のようなユリが活躍する話は好きです。
by enokorogusa (2017-11-03 15:51) 

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