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スキージャンプ (サマー)グランプリ 白馬大会 [スキージャンプ]

26日、27日と長野県白馬村で開かれたスキージャンプグランプリ。
何とかスケジュールが組めたので両日とも現地で観戦することができた。

グランプリは、冬のワールドカップと同様、国際スキー連盟(FIS)が主催する国際大会で、ヨーロッパ各国と、日本では例年白馬で行われていて、サマーグランプリとも呼ばれている。
で、やはりワールドカップ同様、総合成績も争う。
もちろん、格式としては冬のワールドカップよりは下がるが、スキージャンパーの夏のトレーニングや、冬につながる強化の一環として重要な大会となっている。

今年もすでにヨーロッパでスタートしており、全9戦が組まれている。
今回の白馬は第4戦と第5戦ということになる。


ヨーロッパから日本への移動はコンディショニング調整など難しい面もあるので、残念ながらフルメンバーで来日する国は多くない。
ちなみに今夏はポーランド勢が好調で、特にクバツキが白馬の前までの3戦全勝と絶好調であるが、今回の日本遠征には帯同していない。
ポーランドはムランカやジオブロなどの、現状で言えばBチームといえるメンバーで来日している。
他にも、オーストリアはゼロ、ドイツも2人のみ、と、今回の遠征を見送る国がある一方で、スロベニアやノルウェー、ロシア、スイス、イタリアなどは比較的多くの選手を派遣してきている。
有名どころで言えば、スイスのアマン、ノルウェーのファンネメル、スロベニアのテペシュとクラニエッツなどが今回参加している。
ホームとなる日本は、もちろんフルメンバーでの参加だ。

今大会は、26日はナイトゲームで、27日は午前中の試合となった。
今回目立ったのは、日本の小林兄弟である。
弟の陵侑(土屋ホーム)が25日の予選でトップ、兄の潤志郎(雪印メグミルク)が6位で通過すると、26日の試合では、兄の潤志郎が1本目でトップに立ち、2本目もいいジャンプを見せて見事にサマーグランプリで2年ぶりに優勝した。

続く27日も小林兄弟の快進撃は続き、1本目を終わって弟の陵侑が1位、潤志郎が2位と、上位を独占。
勝負をかけた2本目で今度は潤志郎が逆転し、潤志郎が前日に続いて2連勝、陵侑が2位と、兄弟でワン・ツーを決めた。

さて、我らが葛西紀明だが、2日間とも頻繁に変わる風向きに苦しんだ。
26日は1本目6位タイにつけたものの2本目が振るわず13位。
27日は1本目苦しんで28位で何とか2本目に進むと、2本目は129.5mの大ジャンプを見せて14位まで順位を上げた。
本人の談でも風に当たるか当たらないかでだいぶ違ったようだ。

ただ、これまで葛西にばかり焦点があたっていた日本のジャンプ陣で、若手が結果を残したことは、葛西ファンである自分にとっても喜ばしいことだ。
冬のジャンプはまた別物であるが、日本チーム全体が調子をあげて、来るオリンピックシーズンを迎えてほしい。



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