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懐かしマンガ その6 『アップル・シンデレラ』 ※ネタバレ注意 [コミック]

先日ネットのサンデーうぇぶりを見たら公開されていたので、久しぶりに読んでみた。

『アップル・シンデレラ』(作/伊藤伸平)
 連載『週刊少年サンデー』1987年14号~1987年23月号
 (少年サンデーコミックス全1巻)

押野つよし、17歳。自他共に認める超アイドルマニア。
夢は、自分の手でスーパーアイドルを生み出すことだ。
そして、ついに見つけたシンデレラガールが冴木鈴子こと「リンゴちゃん」!
日本一のアイドルを目指せ!
    ~サンデーうぇぶり あらすじより

たまたま読むことができたので記事にした。
今まで取り上げた作品の中ではダントツにマイナーなんじゃないだろうか。
何しろ、話数はたったの10話でコミックスは全1巻。
しかも週刊連載だったため、連載期間は2カ月ちょっと。
ただ、サンデーうぇぶりで公開されていることを考えると、意外と人気があったのかもしれない。

当時はおニャン子クラブが大人気、ただピークは過ぎた感はあったかな。
別に自分は特にアイドル好きというわけではないが、この作品はなぜか印象に残った。

ストーリーはあらすじの通り。
自ら芸能事務所を立ち上げて、鈴子を半ば強引にデビューさせたつよし。
最初はその気はなかった鈴子も、周囲に流され戸惑いながらも、アイドルとしての自分を受け入れていく。
しかし大手事務所の策略で鈴子は奪われ、つよしは追い出される。
つよしは一介のファンから出直し、再度鈴子のそばへ戻るべく行動開始。
一方の鈴子もアイドルの仕事をこなしながらも、つよしがいないことの寂しさを感じる。

というわけで、自分が取り上げる、ということは、ラブコメ要素もあるということ(^^;)
リンゴちゃんがなかなか可愛く描けている。
結構強気な性格とショートヘアが似合っている。

先述の通り単行本全1巻と、とっても短いのだが、話は結構ちゃんとまとまっていて、「打ち切り」という感じはしない。
第1話と第5話はカラーページだし、それほど不人気だったようには思えない。
最初から短期連載の予定、もしくは短期でも大丈夫なように話をつくったようにも思える。
実は自分はこの作品の単行本を買っていたりするのだった。

作者の伊藤伸平、これ以外で名前を聞くことがなかった。
それが、数年前に『まりかセヴン』で久しぶりに名前を見た。
残念ながら『まりかゼヴン』も終わってしまったが。



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コメント 4

middrinn

作品名も作者名も全く知らなかったので、「アップルシンデレラ 伊藤伸平」で画像検索も、
やはり知りませんでしたm(__)m 画像検索結果を見ると、この作者、作品数が多いね(゚ロ゚;)
by middrinn (2019-04-07 20:08) 

enokorogusa

サンデーうぇぶりを見ていたら、自分の中で、思い出のマイナーマンガがプチブームになってしまって(^^)
伊藤伸平、作品数、多いんですね。
いつも、あんまりというか全然?調べずに書くもので(^^;)

by enokorogusa (2019-04-07 21:12) 

燃焼豚

私もこれはサンデーで読んでた。面白かったがすぐ終わった。今は取材協力としているが原作は吉田てる美。短期連載の話があったので原作を担当したらしい。
by 燃焼豚 (2019-05-01 09:23) 

enokorogusa

そうでした。吉田照美のことを書くのを忘れてました。
原作まで担当してたというのは知りませんでした。
最初から短期連載の予定だったのなら、ストーリーがちゃんとまとまっていたのは納得です。
by enokorogusa (2019-05-03 13:17) 

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