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ダーティペア第18話『ごめんあそばせ 走る迷惑 強行突破!』B あらすじと感想 [ダーティペア]

どうやらこのまま大丈夫そうだと一安心のケイ。
だがユリはまだ油断しない。
案の定、ユリがバスを付け回してくる怪しげな車に気づく。

そして、バスの行く手には車が止まってバリケードが作られている。
戸惑う運転手に止まらず突っ切るよう指示するユリ。
突然のユリの言葉に不審がる運転手だったが、ケイが運転手の足ごとアクセルを踏み込む。

バリケードを突破したバスの中では、他の乗客から迷惑に巻き込まれるのはゴメンだと二人に対し非難の声が上がるが、二人はもちろん気にしない。
バスは追跡してきた車から銃撃をあびる。
二人は自分たちの目的と、外の車が悪者であることを運転手に告げると、運転手もその気になって、バスを車へぶつけて二人に加担する。
他の乗客たちも自分の持ち物などを外の車へ投げつけだす。
しかし催涙弾?をバスの車内に撃ち込まれバスはストップ。
車内を調べる男たちだが、3人は床を開けたところにちょうどあったマンホールから下水道へ逃げる。
ユリ曰く「もう、最近、下水道ばっか」

ところが下水道を歩いていると、進む先からいきなり銃撃が。
「どうしてあたしたちの行き先にいんのよ!」
すると前方からクリーニングボールが。
3人は反対方向へ走り出すが今度は逆方向からも銃撃が。
ケイとB.Jは側道へ逃げ込むがユリはギリギリまで銃撃。
クリーニングボールが来る直前に下水道に体を伏せて難をのがれるも体は下水でびっしょり。
「も~いや~」

地上へ出た3人。
男たちが見張っていることを確認しながら、レストランへ駆け込む。
「ここにいれば、迂闊に手を出せないはずよ」
グーリーに連絡を取るケイ。
「あたしたちあれから2度も襲われたわ!」
「今だって店の周りを囲まれてるの!」
「おそらく組織の連中だな」
実はB.Jは惑星最大の麻薬組織のカギを握っている証人だという。
「へ~、意外と大物なんだ」
「それにしても腑に落ちないのよ。奴らあたしたちの行く先々で待ち伏せているの!」
「あたしたちの行動はスラム警察の署長以外知らないはずでしょ?」
「わかった、これからスラム署へ行ってみる。君らも頑張ってくれ」
なんだかんだ言っても二人を信頼しているグーリー、自ら動く。

「頑張ってくれ」と言われても・・・と困る二人にB.Jがいいものを見つける。
「また面倒起こすの?」
「ホテルひとつ潰しといて何言ってんの」
B.Jが見つけたのは特大トレーラー。
3人はレストランを出るとトレーラーまで一直線。
そこへ立ちはだかる黒服の男たちだったが、二人にあっという間にK.Oされる。
そこでケイが見つけたのは・・・
「ちょっとこいつ警察よ」
「えっ?」
「こっちもだぜ。驚いたねオレも。警察官に狙われていたとはな」
そう、これまで3人を襲ってきていたのは警察だったのだ

スラム署へ着いたグーリー。
情報が洩れているのではないか?と署長を詰問するグーリー。
まだ裏があるのではないかとさらに詰め寄る。
そこへケイからの通信。
「主任、どういうことなの!あたしたちを襲ったのは警察官よ!」
「バカな!」
「本当よ。納得のいく説明を聞きたいものね」

二人の話を聞いてさすがにグーリーも署長を怪しむ。
すると所長は銃を取り出し、グーリーに向ける。
「警察署長が麻薬組織の一員とは世も末だな」
署長は悪びれることもなく平然と認める。
もちろん、このことを知ってしまったグーリーは邪魔者となる。
署長はためらうことなく発砲、グーリーは脇腹を撃たれて倒れてしまう。

特大トレーラーが他の車を蹴散らしながら街を疾走する。
ドライバーはユリ!
おお、これはいい絵だ。
「主任!どうしたの?主任!見えた!」
トレーラーは警察署まで一直線。
前方の警察署では署長自ら指揮を執り、守りを固める。
そして警告を無視するなら射殺しろ、と命令を下す。

「主任?約束通り着きました。主任?応答願います!このまま突っ込んじゃうわよ!」
「構わん。好きにしたまえ」
まさかの主任の返事に驚く二人。
「君らの言うとおりだ。思わぬところに黒幕がいたよ」
「主任、しっかり!」
「私は大丈夫だ。B.Jを死なせちゃいかんぞ」
「ユリ!」
「うん!」

警察のドローンが警告をするが、もちろん無視、ケイが撃ち落す。
警察の一斉射撃が始まる。
3人は運転席の中で屈んで銃弾を避けるが、スピードは落とさない。
バリケード代わりのパトカーを弾き飛ばしたトレーラーはその勢いで警察署ビルに突っ込む!
ケイがやりそうなことだけど、運転手はユリだ。
「この~!」
署内に逃げた署長を追いかけるトレーラー。
壁や柱をどんどん破壊しながら署長を追いかける。
何度も言うが運転手はユリ。
ユリもホントは過激な性格なのがわかる、こういう役割は好きだ。
勇ましいBGMをバックに署内を破壊しながらひたすら署長を追う。
そして署長が転倒したところでストップ、ケイが署長の銃を撃ち落し、あおむけの署長をふみつけて勝負あり。
「ずいぶんと手こずらせてくれたねぇ。割増手当はたっぷりもらうよ!いいね!」

無事、グーリーも救出、担架で運ばれる。
「主任・・・」
「派手にやってくれたな。ここは警察なんだぞ」
「だ、だって、主任がやれって言ったんじゃない?・・・ねえ」
「そりゃそうだが、ものには限度ってものがあるだろ」
いや、二人の「限度」が常識の範囲に収まらないのはよく知ってるはずじゃないですか、グーリー主任。
「でも、B.Jも無事に連れて来れたし」
「このビルだってちょっと修理すれば元通りじゃない」
「ちょっとね・・・」

ようやく仕事も終え、エアカーで帰路に着く二人。
「は~あ、一仕事するのにビルふたつ壊したんじゃ、始末書どころじゃすまないよ」
主に最初のホテルはケイ、警察署はユリだな。
「ほんと、警察署が潰れてたら、あたしたち指名手配よ」
アハハと笑いあう二人・・・だが、後ろの方から嫌な音が。
振り返る二人の目には崩れゆく警察署が。
「逃げろー!」
走り去る二人のエアカーだった・・・


というところで終了~
久しぶりの二人の「大活躍」。
ビル2軒破壊、しかもひとつは警察署。
二人の「らしさ」が見られた回。
「走る迷惑」とはよく言ったもの。
二人にピッタリ(笑)

個人的に気に入ったところが2点。
・なんだかんだ言っても二人とグーリーの間に信頼関係があることがわかること。
・ユリの超過激なトレーラー爆走。
ちなみにこの回の脚本担当は「ガントレット」を参考にした(パクッた?)ことを認めている(笑)
偶然かどうかしらないが、こちらもクリント・イーストウッド主演。
第2話のノバ・グレーブもクリント・イーストウッドっぽかった。
アクションものとしての相性がいいのか?

さて、絵についてだが、今回の作監の方はこの話だけしか担当していない。
なんとなく雑な感じの絵になってしまっているようにも思えるが、どうなんだろう。
ただ、その割にユリの顔はなかなか描けているようにも見える。

当時はこの話のころになると、放送終了を知って残念に思っていたころだ。
今でもなんとなく寂しい感じになる。


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コメント 2

燃焼豚

この回はゲストキャラが絡んでも受け流すようにしているためケイとユリも1話に近い雰囲気があるのがいいですね。
by 燃焼豚 (2017-11-20 16:41) 

enokorogusa

>燃焼豚さん

自分が感じた違和感は、当時第1話から見てなかったからかもしれませんね。
さすがにタワーを傾けるほどではありませんが、警察署ビルの破壊もなかなかの被害。
TV版らしいかもしれません。
by enokorogusa (2017-11-20 19:10) 

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