前日に引き続き白馬での試合。

8月24日
日本 白馬大会(HS131)
GP個人第6戦

優勝 315.5点 小林陵侑(土屋ホーム)
2位 286.6点 佐藤慧一(雪印メグミルク)
3位 281.3点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)

4位 279.6点 小林潤志郎(雪印メグミルク)
6位 271.1点 伊東大貴(雪印メグミルク)
7位 264.9点 中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)

小林陵侑が2連勝。
1本目にサマーシーズンのヒルレコードタイとなる136mのビッグジャンプ。
2本目も129mを飛び、1・2本目いずれもトップで、2位に28.9点差をつけて完勝。
ちなみに今回行われているラージヒルでは、飛距離は1m=1.8点。
この28.9点差というのは飛距離換算でほぼ16m。
ジャンプ1本当たり8mという、圧倒的な差だ。

そういえば、陵侑のヘルメットスポンサーがRed Bullになっている。
Red Bullといえば、世界中のあらゆる競技でトップクラスの選手のスポンサーになっている。
陵侑もそういう選手になったということか。

2位には佐藤慧一、3位に佐藤幸椰と、前日と順位は入れ替わったが、表彰台は同じ顔ぶれ。
18日のザコパネから3戦連続表彰台の幸椰はGPシリーズの総合トップに立った。
一方、白馬の前までは日本勢でGPシリーズ最上位だった中村は、白馬では表彰台を逃した。
また、彼ら若手にまじってベテランの伊東がなかなかいいジャンプを見せていた。

結局、上位7人中6人が日本勢と、前日に続き上位を占めた。
前日失格になってしまったクリモフ(ロシア)だが、2本目こそ距離を伸ばせなかったものの、5位にくいこみ、好調さを感じさせた。