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スキージャンプGP2019 白馬大会 8月23日 [スキージャンプ]

毎年恒例のGP白馬大会(白馬サマージャンプ)

8月23日
日本 白馬大会(HS131)
GP個人第5戦

優勝 294.9点 小林陵侑(土屋ホーム)
2位 282.9点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
3位 265.1点 佐藤慧一(雪印メグミルク)

5位 245.3点 伊東大貴(雪印メグミルク)
6位 244.5点 中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)
8位 241.5点 小林潤志郎(雪印メグミルク)

先程行われた試合。
大方の予想どおり、小林陵侑が優勝。
しかし、その勝ち方が凄かった。

1本目、陵侑は129mを飛んで首位に立ったが、131mを飛んだ2位の佐藤幸椰とはわずか1.8点差。
幸椰もヨーロッパ遠征で好調だったので、2本目は十分に優勝を狙えそうだ。
そして2本目、最後から2本目に飛んだ幸椰が134mの大ジャンプ。
2本目だけで143.5点を稼ぎ、2位以下を大きく離してこの時点でトップに。
陵侑にプレッシャーをかけるのに十分なジャンプかと思われた。

ところが、最後のジャンパーである陵侑がなかなかスタートを切ることができない。
どうやら急に向かい風が強くなり、ゲートの変更を検討しているようだ。
最初はゲートを2段下げるような様子だったが、なかな風が止まず、10分近く待たされる。

結局、何とゲートを4段も下げてようやく陵侑がスタート。
ゲートファクターだけでプラス17.6点だ。
なんとか風もおさまったのか、弱い向かい風で飛んだ陵侑は、4段も下がったゲートからのスタートにも関わらず、132.5mのヒルサイズ越えの大ジャンプ。
1人異次元のジャンプで見事に勝利を決めた。
2位に入った幸椰もいいジャンプを2本揃えたが、陵侑にこれだけ飛ばれては仕方ない。

3位に入ったクリモフ(ロシア)が失格になったため、佐藤慧一が3位に繰り上がり、表彰台は日本勢が独占することとなった。

その他の日本勢も頑張り、8位までに6人の日本勢が入った。
今回はヨーロッパ勢の有力選手がほとんど参戦していない、ということもあるが、そこでちゃんと上位に入った選手たちはいい仕事をしたと思う。

我らが葛西紀明は、というと、やはり調子がよくないようで、残念ながら41位だった。
なんとか復活してほしい。


明日も試合があるが、陵侑が普通に飛べれば勝つ確率は相当高いだろう。
もちろん、他の日本勢、特に若手の佐藤幸椰、佐藤慧一、中村直幹の3人にも期待したい。



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燃焼豚

ほう、やはり小林選手が勝ちましたか、おめでとうございます。でも、スポーツニュースで小林選手の優勝は報道されたがあっさりでした。
by 燃焼豚 (2019-08-24 10:17) 

enokorogusa

正直なところ、夏の大会は調整の意味合いがあるのは否めません。
それでも、ポーランドでは1万人の観客が入ったとのこと。
今ポーランドは強いですから、日本も再び強くなって、人気も高くなることを願います。
by enokorogusa (2019-08-25 15:40) 

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