「キャッツ♡アイ(作・北条司)」といえば、説明不要の人気作品だ。
自分もジャンプ連載時から好きで、後に古本だが単行本を買い揃えるほどだった。
(残念ながら今、その単行本は自分の手を離れてしまったが)

その連載の比較的初期のエピソードで、三姉妹の末っ子、愛が単独で標的の屋敷へ忍び込むも、その庭には数頭のドーベルマン(決して加納錠治ではない(笑))が放たれていて、愛がピンチに陥る、というものがある。

当時自分は小学生の中学年頃だったと思うが、なぜが、この話を読んで、愛のことが気になって気になって仕方なく、その話の載っているジャンプを何度も何度も読み返した。

これまでに記事にした「テニスボーイ」の方が時系列的には先に読んでいるのだが、あくまで飛鷹と岡崎の「関係」に惹かれていて、「年上の女性への憧れ」というのは確かに醸成されたと思うが、岡崎というキャラに惹かれたのかどうかはよくわからない。
年上の女性といい雰囲気になる飛鷹の方に自身を投影していたような気がする。