年末年始恒例の4hills-tournament、いわゆるジャンプ週間が、今季もドイツのオーベルシュトドルフで開幕した。
まずドイツで2試合、その後オーストリアで2試合の、計4試合が行われる。
今はW杯の一環に組み込まれているが、その歴史はW杯よりも古い。
いずれもジャンプ強国であるドイツとオーストリアの対抗戦だった。

その名残が現在も残っていて、1本目のジャンプが25組に分かれた1対1の対抗戦で、勝った選手が2本目に進める、というノックアウト方式が採用されている。
それだけだと、通常の試合の2本目の人数である30人に足りないのと、運悪く相手の結果が良すぎて負けてしまった選手を救済する意味で、負けた選手の中から上位5人が2本目に進めることになっている。
これらの選手のことをラッキールーザーと呼ぶ。
ちなみに、1本目の対戦は、事前に行なわれた予選の結果できまる。
予選1位対50位、2位対49位・・・25位対26位という感じだ。