だいたい、セントラル・リーグというものは、ジャイアンツのV9の終了を境に大きく様変わりする。
セリーグが1950に誕生してジャイアンツのV9までの24年間でジャイアンツの優勝は実に19回にのぼる。
それが、1974年以降、今年までの44年間でジャイアンツの優勝は17回と、4割以下に減る。
まあ、それでも十分に凄いのだが、8割近かったのが半分以下となったのだ。

じゃあ、その分どこかの球団が優勝回数を増やす、ということになるのだが、
それが、80年代は広島カープ、90年代はヤクルトスワローズ、ということになる。
その間、ドラゴンズは、1988年と1999年に優勝するものの、後は2位かBクラス、というのが指定席だった。
そう、ドラゴンズはそれなりに優勝争いはするものの、結局優勝というのは「たま」にしかできない球団だったのだ。
それでも、応援に身が入らないということはなかった。