先日行われた、全豪オープン男子シングルス決勝は、ファイナルセットまでもつれこむ接戦となり、最後はフェデラーがナダルを破り、久しぶりのグランドスラム(GS)優勝を果たした。
これでフェデラーは通算18回めのGS優勝となり、自己の持つ史上最多記録をさらに更新した。

そもそもこの試合は、始まる前から異様な雰囲気につつまれていた。
それは、両者ともに過去の素晴らしい実績とケガとの戦いが背景にあったからだ。