「宇宙戦艦ヤマトⅢ」その４ ※ネタバレ注意 18禁あり

久しぶりに見た「宇宙戦艦ヤマトⅢ」もいよいよ終盤。

地球の風景の幻を見せる惑星ファンタム。
しかしガルマン帝国人にはガルマン本星に見えるという。
あれ？デスラーって、ファンタムが地球に似ているからヤマトに紹介したんだよね？
これって誰が見た情報なんだろう？

「自分の言うことを信じてくれなかった真田さんに協力したくない」とふて寝していたアナライザー。
しかしいつものごとく雪には弱くて(^^;)、説得されて降りてくる。

土門と揚羽は草っ原（に見えている）で寝転んで休息。
土門は寝てしまった模様。
すると「揚羽さん」と呼ぶ声が。
起き上がると美しい女性が立っているのが見えるがすぐに姿を消してしまう。

真田がアナライザーとともにやってくる。
調査結果は「生きている星」、真田が言うには「コスモ生命体」。
真田はいつも新しい発見をこともなげに言うなぁ。
この星から「スーパーサイコエネルギー」が発生して人間の感覚を狂わせているとアナライザー。
擬態して自らの命を守っていると真田。

「証拠が無い」と、ガルマン帝国の調査官は探査ドリルを星に打ち込んで無理矢理調査を始める。
すると、古代達が草だと思っていたのが触手に変化し、古代やガルマンの戦艦を捕まえ始める。
しかし、土門と揚羽は逃げ遅れてしまう。
すると触手がトンネルを形成し、二人は誘われるようにその中へ。

そうそう、このシーン！
この緑と青のトンネルを二人が進むシーンが凄く記憶に残っているんだよ！
自分にとって「ヤマトⅢ」といえばこの場面、というくらい。
そして二人を誘うように佇む女性の影。

二人はやがて不思議な穴にすいこまれてしまうと、そこは惑星ファンタムの中心生命体だった。
そこには、何度かその影をみせていた美しい女性が保護されていた。
ファンタムが言うにはこの女性を連れて行って預かってほしいという。
その女性はシャルバート星の王女、ルダ・シャルバートだった。

「宇宙戦艦ヤマトⅢ」より

実はこれまでにいくつかの星で「マザー・シャルバート」と呼んで平和を祈り、戦争を疎み、シャルバート星を探す人たちがいた。
ファンタムは、星間戦争をしている勢力からルダを守っていたのだった。
しかし今回の調査で、ファンタムの存在が、戦争をしているガルマン帝国及びもう一方の勢力（ボラ－連邦という）に知られてしまったため、草原でやさしく花を可愛がっていた二人にルダを預けたいと。

二人はルダを伴ってヤマトへ帰還。
実はルダは、ボラ－連邦に捕らわれてファンタムに連れてこられていた。
ボラ－連邦の人間からは、ファンタムは極寒の厳しい自然の星に見えていて、流刑の地としてうってつけだったのだ。
古代はルダを歓迎し、揚羽をルダの護衛に任命する。
う～ん、揚羽とルダの関係ってこの時点までそんなに語られてなかったような気がするが・・・
そもそもファンタムでルダが何故揚羽を呼んだのか？その前に伏線あったっけ？

ヤマトがファンタムから離れると、代わってガルマン帝国の艦隊が接近。
古代の攻撃中止要請も無視し、なんとあの惑星破壊ミサイルを撃つ！
ファンタムは破壊、いや死亡する。
古代はデスラーを詰問するが、ファンタムにメンツを潰された形になったデスラーは聞く耳を持たない。
ここで珍しく島や真田がデスラーの心情に理解を示し、古代をなだめる場面が。

どうしてか知らないが(^^;)ボラ－連邦もルダの脱出＆ヤマトによる保護を知る。
ボラ－の元首ベムラーゼ首相は早速ヤマトに向けて艦隊を派遣。
一方、部下からルダの件を聞いたデスラーもヤマトを追うように艦隊を差し向ける。
ヤマトはまだ二大勢力の動きは知らない・・・

人類滅亡まであと111日・・・

あれ？今回は第22話の話で終っちゃったね！
まあ、でも「Ⅲ」の中でも最重要の話だったから(^^;)



さて、これより後は大人の時間(^^;)
18歳以上の方のみ、見ることができます。




今回、初めて気づいたことがある。
ファンタムでルダが保護されていた部屋。
ルダを守って（閉じ込めて）いたファンタムの中心生命体の形が、女性器をモチーフにしている？
ファンタムが生命体で、ルダを守る母性を象徴しているのだとすると、まあ、頷けることではある。
これ、放映当時は何も言われなかったのか。
それとも、そのように見えてしまう自分がちょっとアレなのか・・・(^^;)