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「宇宙戦艦ヤマトⅢ」その3 ※ネタバレ注意 [その他アニメ・特撮]

今回こそはちゃんと「ヤマトⅢ」について書くよ!

海音寺潮五郎だって、藤原仲麻呂と孝謙天皇について書いてからやっと道鏡について書いたんだから、自分も「Ⅲ」について書くのに前作について書かざるをえなかったんだよ(^^;)

前作の映画「ヤマトよ永遠に」公開のわずか2ヶ月後に放送が開始された「Ⅲ」

今作は初心に返って(^^;)再び「人類絶滅まであとXXX日」を採用。
太陽系周縁で行われていた、とある勢力間の星間戦争。
その流れ弾が太陽に命中、それにより太陽の核融合が異常に活発化。
その影響で地球は温度上昇していき、このままでは1年後には人が生存できなくなる。

それにしても、一発で太陽をそんな状態にするなんてすごいミサイルだな。
その名も「惑星破壊ミサイル」って名前かっこいいよね。そのまんまだけど。
実際、惑星を一発で破壊するシーンもあるけど、いやこれ、恒星も破壊してるじゃん?

そんなわけで、今回のヤマトは、1年以内に地球人が移民できる第二の地球を探すことがファーストミッション。
ヤマトの第一目的が戦闘でなかったのは「新たなる旅立ち」以来かな。
「新たなる旅立ち」はヤマトのメンテナンス作業後の点検と新乗組員の慣熟航海だった。
で、今回も新乗組員二人にスポットライトが。

一人は土門竜介、以前の古代を思い起こさせるような熱血漢。
だが、ヤマトでは希望の戦闘班ではなく、生活班炊事部、つまり調理係。
当初はそれに不満を持ち、何かと反抗的な態度で艦長の古代にも食ってかかるほど。
航海の目的が第二の地球探し、ということで生活班の出番も多く、いつしか第一艦橋にいる時間も多くなっていく。
古代にも目をかけられ、負傷した古代に代わって波動砲の引き金を引くまでになる。

いや、そこは、戦闘班副長の南部にやらせてあげてよ(^^;)
しょっちゅう自ら船外へ出て行っちゃう古代に代わって、ヤマト本艦の攻撃を指揮してるのは戦闘班副長の南部でしょ。
ダテに古代と同じ髪型をしてないはず(^^;)もっと南部を活躍させて!

っと、話が逸れたね。
この土門は実質この作品の主人公と言ってもいいくらい。

もう一人は揚羽武、財閥の御曹司で、コスモタイガー隊員に。
乗船後、二人は親交を深めて互いを認め合う仲に。
この揚羽も、作品終盤で重要な役目を担うのだけど、前半はあまり見せ場なし。
う~ん、それにしても新乗組員か・・・、嫌な予感がするなぁ(^^;)

で、結局ヤマトは古代達の努力もむなしく件の星間戦争に巻き込まれていく。
ついには太陽に惑星破壊ミサイルを放った軍隊の旗艦に拿捕されてしまう。
ところが、なんとその軍隊はあのデスラー率いるガルマン・ガミラス帝国軍だった。
ガルマン・ガミラスはその強大な軍事力によって戦争も厭わず勢力拡大を続けていたのだ。

ヤマトを拿捕し地球という美しい星を見つけたと、誇らしげに報告する部下に激高するデスラー。
地球やヤマトに手を出していいと誰が言った!って、いや、そういうことは先に徹底しておかないと、怒られた部下がかわいそうだって(^^;)

ともあれ、古代から地球が危機にあることと、その原因が自らの軍の放ったミサイルにあると聞いたデスラーは、地球を救う手助けをしたいと言う。

まずは地球よりも遙かに進んだ帝国の技術力で太陽の制御を行おうと、帝国でも指折りの技術者を派遣するが、この作戦は失敗。
技術者は責任を感じて太陽に突撃してしまう・・・
まあ、デスラーは失敗を許さないから、帰っても処刑されちゃいそうだけど、ちょっとかわいそう。

ならば、とデスラーはある惑星を古代に紹介する。
それが惑星ファンタム。
ヤマトは、水と緑に覆われた地球そっくりの星ファンタムに着くが、アナライザーが絶対に降りてはダメだと大暴れした挙げ句ふて寝(^^;)
古代や真田、雪、土門、揚羽などが調査のためファンタムに降りるが、そこでは皆が地球で見たことがある景色が次々と現れる。
「猿の惑星」の自由の女神のように。
いや、違うな。
あの自由の女神は本物だったが、古代達が見たのは幻だった。

何かおかしいと古代から聞いたデスラーも部下を派遣。
すると、その部下は、ファンタムがガルマン帝国の本星に見えると報告する。

果たして惑星ファンタムの正体は?

人類絶滅まであと118日!


・・・え~? また次回へ続くの?
このブログはホントに計画性がないね。


タグ:ヤマト
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コメント 4

middrinn

この作品、視たことないのですが、揚羽武という名前は記憶にあるような・・・
ハーロックの台羽正と勘違いかな(^_^;) ヤマトの登場人物の名前は新撰組から
とっているケースが(珍しいのだと、山崎丞→山崎奨、島田魁→島大介)(^_^;)
by middrinn (2020-11-09 07:49) 

enokorogusa

新撰組から・・・知りませんでしたが、言われてみれば確かに沖田とか土方とかそのままですもんね。
実は自分も初見時はストーリー全然覚えてなくて、部分的なシーン(映像)とやっぱり土門と揚羽の名前くらいしか覚えてませんでした。
揚羽ってインパクト大きな名前だったからかと。
by enokorogusa (2020-11-09 19:18) 

燃焼豚

土門竜介が波動砲を撃ったとき、こいつが新しい主役かと真剣におもいました。
by 燃焼豚 (2021-01-31 06:46) 

enokorogusa

実際、この作品では土門が実質的な主人公と言っていいんじゃないでしょうか。
古代は一歩引いて、という感じがします。
by enokorogusa (2021-02-01 20:14) 

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