「宇宙戦艦ヤマトⅢ」その１ ※ネタバレ注意

CS放送でつい最近まで放送されていた「宇宙戦艦ヤマトⅢ」。
久しぶりなので見てみた。
相変わらずロクに調べていないので、記憶違いや事実の誤認があったらご容赦。


知られているとおり「宇宙戦艦ヤマト」はテレビ放送と映画を繰り返して製作された。
「宇宙戦艦ヤマトⅢ」は前作の映画「ヤマトよ永遠に」に続く作品で、テレビシリーズとしては最後の作品となった。
あ、21世紀に入ってからリメイクされている作品は、この記事では数に入れない。
見てないからね(^^;)

そもそも「ヤマト」は最初のテレビシリーズが不人気で打ち切られたものを映画化したら大ヒット。
自分が最初に見た覚えのあるヤマトは、おそらくこの映画版がテレビで放送されたものだと思う。
イスカンダルからの帰途にデスラー艦がヤマトに突っ込んできたシーンをなんとなく覚えている。

最初のテレビ版をちゃんと見たのは結構遅くて、高校生のころの再放送じゃなかったか。

それを見ていたら、ビーメラ星の女王や、相原のホームシック、赤い光弾、じゃなかった、赤いトリケラトプスみたいな分身する巨大生物など、ビミョーな回もあって「これは１年持たないな」と納得した。

「さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち」は、映画館にこそ行かなかったが、テレビで何度も放送されていたのでそれを見たと思う。
正直、面白かった。
この「さらば」が、前作品を超える記録的大人気となったのも頷ける。
ところがこの作品で主要人物をほとんど死なせてしまう。

小学生低学年くらいまでの子どもって、フィクションの中での人の死を深刻に考えることができなくて、割と平気で受け入れてしまう傾向があると思う（自分だけかな）。
だから、「さらば」で次々とヤマトの乗組員が死んでいくのを見ても、最後に古代が雪（もう死んでいる）といっしょに特攻していくのを見ても、悲しいなどとは自覚してなかったと思う（もちろん、今は違う感想を持っている）。

こんな大人気作品の続編を作らないのはもったいない、とでも思ったのか、「さらば」のストーリーをテレビ用に書き直した「宇宙戦艦ヤマト２」が放送される。
こちらでは主要人物を生還させて、続編を作ることができることに(^^;)
「ヤマト２」は、本放送だったのか再放送だったのかはハッキリしないが、見た覚えはある。
しかし「さらば」の方がずっと面白かった。

次の「宇宙戦艦ヤマト　新たなる旅立ち」は、テレビの特別番組として放送された。
これは、本放送を見ていた記憶がある。
いろんな意味で「新たなる旅立ち」だった。
「さらば」で終ったはずの「ヤマト」を「２」でリセットして、次の作品をつくる。
ヤマトにも新乗組員がやってくる。
などもあるが、一番その言葉が相応しいのは、デスラーだろう。

というか、この作品の主役はハッキリいってデスラーだ。
なにしろ、冒頭からデスラーが登場するし、イスカンダル（というかスターシャ）を守って正体不明の敵に立ち向かうし、挙げ句には「古代！私ごと撃て！」だもんね。
ガミラス星を失って、最後は古代と別れの挨拶をして、それこそ「新たなる旅立ち」をするのだ。
意見はいろいろあるだろうけど、自分はこの作品が大好きだ。
最後の一件がなければもっとよかったのだが、コレについては後述。
とにかくレンタルビデオ・DVDで何度も見た。

この作品は次の映画「ヤマトよ永遠に」の製作を前提としていた。
敵の正体は不明なままだったし、最後のナレーションでもそのことに言及しているし。



・・・・今日はここまでにしとこうかな。

「ヤマトⅢ」までたどり着いてないけど、それは、まあ、このブログのいつものことで・・・