犯人からの脅迫状通信。
要求は、463人×1万クレジット=463万クレジットをキャッシュで24時間以内。
身代金はASW社で用意できるとエディ。
だが犯人の本当の狙いは違うかもしれないと。

「乗客の中で特に狙われた人物がいたかもね」
二人はそちらの線から調べることに。
エディは「頼む」と言い残し再び一人部屋を出ていく。
「すごい意気込み。やっぱ父親」
「違うわねあれは」
「仕事だから?」
「うん」

乗員乗客のデータを調べる二人。
「それらしいのはいないの?政府の高官とか大会社の社長とか」
「どうして政府の高官や社長でなきゃなんないのさ」
「だって、狙われるとすれば、やっぱりさ」
「じゃあ何?車のセールマンやスーパーのおやじは狙われちゃいけないっつーの?」
「そうじゃないけど、常識的判断では」
「この事件は常識的な事件じゃないよ」
「そ、それはそうだけど・・・」
「意外な人物が狙われてるかもしれないってこと」

う~ん、このやりとりは逆じゃないかなあ。
この間、推理はユリがずっとイニシアチブを取っている。
最後のセリフはユリが言う方が整合性が取れると思うんだけど。

乗員を調べていたユリ。
機長のクロッカーと副操縦士のスタブロスは超エリートらしい。
密輸の犯人逮捕に協力して表彰されたこともあるようだ。
「それだ!彼らを恨んでるやつの犯行かも」
「ありえる!怨恨説」
ケイの発案にすぐ同調するユリっていうのもちょっと。
ユリは最初からアーサーが何か関係してると思っていたはず。

結局その線で捜査を進めることに。
ケイはパイロットが集まるという店に向かう。