個人3戦目を迎えたノルディック複合W杯。
渡部暁斗は引き続き好調。前半ジャンプで首位と10秒差の4位につけると、後半クロスカントリーで首位グループを牽引する。
この日はドイツの2強、リュゼックとフレンツェルがクロカンが絶好調で、首位グループに追い付いてくる。

やがて首位グループは10人を超える大きなグループになる。
渡部は好位置をキープしていたが、好事魔多し、なんと残り2kmを切ったところで他の選手の転倒に巻き込まれてスキーがはずれてしまうトラブルに見舞われてしまう。
何とか復帰した渡部だが、追い付くのはさすがに不可能、悔しい11位に終わった。

自分はFISのWEBサイトのLIVE TIMINGの文字情報で見ていたのだが、ずっとトップグループにいた渡部が突然ゴールで大きく順位を落としたので何が起こったのかわからなかった。
あとでFISのNEWSで見て先述のことがわかった。
決して調子が悪かったわけではないので、まあ、文字通り事故に遭ったと思って忘れるのがいいと思う。

一方ジャンプのW杯だが、伏兵といったら失礼かもしれないが、思わぬ展開となった。