エレノアシティ。
二人のリビング。
ケイが朝から音楽をかけながらステップを踏む。
そこへうるさいと眠そうにやってくるユリ。
いつものごとく裸にシーツ姿だ。
すると曲を妨害するように何やら通信が入ってくる。
「違法電波よ。今日こそ正体捕まえてお仕置きしなきゃ」
「えーと何々?愛をこめて?」
「やだそれ、ラブレターじゃない」
ユリはどうでもよさそうに大あくび。ところが
「ルーシアより愛をこめてだって」
「ルーシア?」
何かを思い出すユリ
「ルーシアより愛をこめて、ビリー・ギャレット」
「ビリー・ギャレット!」
ユリの驚きの声とともに体に巻きつけたシーツが落ちる。
「ビリー・・・」