心配する王妃や大臣に対しなぜそこまで心配するのかわからない二人。
だが、王妃らの話によれば、王位を狙う遠縁のルーバー公なる人物がいて、その男がヒースを狙うはずだという。
そのルーバー公は麻薬密売にかかわっている噂があるなど善人とは言えない人間のようだ。
王の死を隠すのはルーバー公の手を逃れてヒース王子を無事に連れ帰るためだった。
話を聞いて突然言葉遣いがおそろしく丁寧になるケイ。
そしてそれに脳内突っ込みを入れるユリ。
「王子様はモードリンに留学中っておっしゃいましたわね」
(おっしゃいましたわね?)
「ルーバー公が手出しするなら王子様がこの星にお戻りになられる前を狙うはずでございますわ」
(ございますわ)
うん、この辺は二人らしい言動でいい演出。
早速惑星モードリンへ向かう二人。
船内で相変わらず王子相手だと浮かれて化粧をするケイ。
じゃあ、見てみましょうとユリ、データディスクを再生。
映し出されたのは何と12歳の少年だった。
しかもIQ250、8歳でモードリン大学へ入学・・・
玉の輿の目論見が外れ「詐欺だ!」と叫ぶケイだった。
一方、件のルーバー公は看護婦の一人を買収し、王の死をすでに知っていた。
モードリンへ到着、ヒースの住む大学寮へ侵入を試みる二人。
が、突然ある部屋が爆発、なんと目的のヒースの部屋だ。
「こらあかん。あたし達もう任務に失敗しちゃった・・・」
と次の瞬間、ユリがケイを突き飛ばす。
部屋を攻撃したと思しきドローンがまだいたのだ。
攻撃を避けた二人だが、建物外へ落下、木がクッションになってなんとか助かる。
雑木の中を這い進む二人。
あれ?ケイのイヤリングがない。と思ったら次のシーンではちゃんと付いてる。
実はユリは最初からイヤリングをしていない。
これらは伏線になっているのだが、当然、初見の自分はそんなこと全く気付かなかった。
とはいえ、ケイのイヤリングが付いてたりなかったりというのはちょっとね。
雑木林のなかで偶然にもヒースと鉢合わせ。
ルームメイトの学生二人が「社会見学」と称してディスコに連れて行っていたらしい。
おかげで王子は難を逃れることに。
WWWAのトラコンが来ることは聞いていたらしく、すぐに状況を飲み込むヒース。
ただし、「ダーティペア」との発言に二人はちょっと不機嫌。
二人のエアカーに合流したヒース。
すでに王がなくなっていることを知る。
年齢以上に落ち着いていて、祖父の死にも動じないヒースにケイも感心。
そこへ攻撃が。
ルーバーの手下だとケイ。
街を出て荒涼とした地域へ。
敵のエアカーを見事に事故らせるが、自分たちの方も攻撃を受けており、不時着。
「まいった。ケイ、とりあえずラブリーエンジェル呼んでよ」「ん、ああ!」「どうした?」「なくした」「ああ?」「イヤリング」「ま、まさか」「ほんと」「それじゃ連絡取れないじゃない!」「あにさ、あんたの使えばいいでしょ!」
「調子がおかしいんでオーバーホールに出しちゃってんのよ!ほら!」髪をかきあげ耳を見せるユリ。確かにイヤリングがない。
茫然とする二人をよそに、歩き出すヒース。
どこへ行くのかと聞かれ当たり前に宇宙港だと返すヒース。
しょうがないと歩き出すケイに、ちょっとふくれっ面のユリ。
果てしなく荒野は続く・・・
ここでCM。
自分の初ダーティペアのAパート。
あんまり二人が活躍してない・・・
特にユリ。
イヤリングの件もなぁ。
最後で明かされるけど、この回はどうも二人が「できるトラコン」だという描写があんまりない・・・
それと、この回の作監はどうも二人の顔を似せて描けない方。
もっとも、初視聴なのでそのときはそんなことはわかるはずもないが。
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