異世界、異世界、異世界・・・ [読書]
異世界ブームである。
アニメでも、コミックでも、ラノベでも。
カラスの鳴かぬ日はあれど、誰かが転生しない日はないってくらい。
近所のレンタルコミック店では、ついに「異世界コーナー」ができてしまった。
それも結構なボリュームで。
うちの妻がアニメを視てたり、コミックを借りてきたり、さらにはラノベを借りてきたりと、結構好きみたいなのだ。
その横でちょっとテレビをなんとなく視たりとか、コミックをパラパラ読んでみたりとかして、ちょっと思うことがあるので記事にしてみた。
そもそも異世界とはなんぞや?という問いはこの際おいといて(^^;)
というか「こんなブログでの与太話程度ならおいといてもまあいっか」ぐらいには、「異世界」というものが説明を特に要することなく受け入れられ、広まっている、とでも言えようか。
自分の世代だと、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』といったゲームに馴染んだ人も多いだろうけど、これらゲームをしている頃に「異世界」という言葉、概念を持っていたか、と言われれば、よくわからない。
けど、上述の著名なゲームの存在などが、この「異世界」が受け入れられる素地を作っていることはあながち間違いでもないだろう。
ただ、それにしても、今の「異世界」ブームは、冷静に考えると結構凄いというか異状?
先人の作った「異世界」という世界観に安直に乗っかって
「もうみんな異世界なんて説明しなくてもわかってるよね」
的に、雨後の竹の子のように次々と作品が生まれてくる。
それはもう、まるで、古代生物のカンブリア爆発のように。
勇者とか魔法使いとかいった古典的な登場人物ではなく、いろんな職業の人間が主人公の作品が生まれ、もう、ニッチの奪い合いというか、なんというか・・・
タイトルも長い長い・・・ま、これは「異世界」ものに限らずだが。
まあ、これだけ作られれば、その出来もピンキリ、というか、キリの方が多いんじゃないか。
だいたい「ステータス」とか出てきたりするのおかしいでしょ?
ていうか文脈で表現する力がないから「ステータス」とかで安易に説明しようとしてんじゃないの?
虫的なものに「転生」したのに、なんで人間並みの思考ができるの?生物的に無理でしょ?
あるいは現代の衛生観念からみたら、我慢できないことばかりじゃないの?(まあこれは野暮か)
そう「転生」。
「異世界」ブームは「転生」ブームでもある。
ひどいものだと、物語の最初に申し訳程度に、現実世界で死んで「異世界」へやってきたことに触れるだけだったりする。
それでも「転生」させるのは「異世界」で何らかの力を持つための理由として「転生」が手っ取り早く使えるからじゃないだろうか。
これも、説得力のある展開を描く努力を放棄してるようで、何だかなあ、という感じだ。
もちろん「転生」を必要とせず普通に「異世界」を舞台とした作品もある。
転生してない作品の方が面白い、というか無理矢理感がなくて自然(当たり前か)。
おもしろいというか、まあ読んでもいいかなという作品は「転生」モノより出会いやすいかもしれない。
さて、この「異世界」ブーム、支えているのは主にどういう世代・客層なんだろうか。
10代、20代の若者が多いようにも思うが、彼彼女らはどこで「異世界」に出会ったのだろう。
うちの妻のように、ドラクエ等の影響で「異世界」に触れてきた、自分達の世代も多いのだろうか。
アニメでも、コミックでも、ラノベでも。
カラスの鳴かぬ日はあれど、誰かが転生しない日はないってくらい。
近所のレンタルコミック店では、ついに「異世界コーナー」ができてしまった。
それも結構なボリュームで。
うちの妻がアニメを視てたり、コミックを借りてきたり、さらにはラノベを借りてきたりと、結構好きみたいなのだ。
その横でちょっとテレビをなんとなく視たりとか、コミックをパラパラ読んでみたりとかして、ちょっと思うことがあるので記事にしてみた。
そもそも異世界とはなんぞや?という問いはこの際おいといて(^^;)
というか「こんなブログでの与太話程度ならおいといてもまあいっか」ぐらいには、「異世界」というものが説明を特に要することなく受け入れられ、広まっている、とでも言えようか。
自分の世代だと、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』といったゲームに馴染んだ人も多いだろうけど、これらゲームをしている頃に「異世界」という言葉、概念を持っていたか、と言われれば、よくわからない。
けど、上述の著名なゲームの存在などが、この「異世界」が受け入れられる素地を作っていることはあながち間違いでもないだろう。
ただ、それにしても、今の「異世界」ブームは、冷静に考えると結構凄いというか異状?
先人の作った「異世界」という世界観に安直に乗っかって
「もうみんな異世界なんて説明しなくてもわかってるよね」
的に、雨後の竹の子のように次々と作品が生まれてくる。
それはもう、まるで、古代生物のカンブリア爆発のように。
勇者とか魔法使いとかいった古典的な登場人物ではなく、いろんな職業の人間が主人公の作品が生まれ、もう、ニッチの奪い合いというか、なんというか・・・
タイトルも長い長い・・・ま、これは「異世界」ものに限らずだが。
まあ、これだけ作られれば、その出来もピンキリ、というか、キリの方が多いんじゃないか。
だいたい「ステータス」とか出てきたりするのおかしいでしょ?
ていうか文脈で表現する力がないから「ステータス」とかで安易に説明しようとしてんじゃないの?
虫的なものに「転生」したのに、なんで人間並みの思考ができるの?生物的に無理でしょ?
あるいは現代の衛生観念からみたら、我慢できないことばかりじゃないの?(まあこれは野暮か)
そう「転生」。
「異世界」ブームは「転生」ブームでもある。
ひどいものだと、物語の最初に申し訳程度に、現実世界で死んで「異世界」へやってきたことに触れるだけだったりする。
それでも「転生」させるのは「異世界」で何らかの力を持つための理由として「転生」が手っ取り早く使えるからじゃないだろうか。
これも、説得力のある展開を描く努力を放棄してるようで、何だかなあ、という感じだ。
もちろん「転生」を必要とせず普通に「異世界」を舞台とした作品もある。
転生してない作品の方が面白い、というか無理矢理感がなくて自然(当たり前か)。
おもしろいというか、まあ読んでもいいかなという作品は「転生」モノより出会いやすいかもしれない。
さて、この「異世界」ブーム、支えているのは主にどういう世代・客層なんだろうか。
10代、20代の若者が多いようにも思うが、彼彼女らはどこで「異世界」に出会ったのだろう。
うちの妻のように、ドラクエ等の影響で「異世界」に触れてきた、自分達の世代も多いのだろうか。
タグ:異世界
新大陸に始まり、深海、地底、月世界と、探険・旅行先は出尽くし、
過去にタイムスリップとなると考証が面倒だけど舞台が異世界なら
自分の思い通りに設定が出来るので、安直な人々が生産とか(^_^;)
by middrinn (2021-03-14 08:56)
異世界ネタは昔かはあるオーソドックスなネタですがタイトルに異世界とつくものがやたらと氾濫したせいじゃないですかね。
by 燃焼豚 (2021-03-14 10:08)
「自分の思い通りに設定が出来る」
まさにmiddrinnさんのおっしゃるとおりでしょうね。
それにしても、とても商業出版に堪えるとは思えない、ちょっと思いつきで描いてみたくらいなものが多い気がします(^^;)
by enokorogusa (2021-03-14 16:24)
燃焼豚さんのおっしゃるとおり「異世界」や「転生」もしくはそれを想起できる言葉の入った作品がやたら多いですよね。
それで余計に目につくのかもしれませんが、肝心の中身がなかなか(^^;)
by enokorogusa (2021-03-14 16:32)
今期のアニメも多いこと多いこと
by 燃焼豚 (2021-04-20 11:07)
燃焼豚さん、返信遅くなりすいません。
生存しております(^^;)
ストレスが溜まって若干体調にも影響が。
いやもう、仕事が忙しくて忙しくて。
かといって収入が増えるわけでもなく・・・
妻が深夜アニメを録りまくってて、HDDの空きがほとんどなくなり、
それだけでなく、アニメダブ録の影響で、自分の録りたいF1、MotoGP、自転車ロードレース等々に影響が(^^;)
by enokorogusa (2021-04-24 20:03)