ジャッカーメンバーの研究 『ジャッカー電撃隊』五度

およそ40年ぶりに視る『ジャッカー電撃隊』が予想以上に面白い。
こんなに何度も記事にするつもりはなかったけれど、貴重な機会なので、できるだけ感想を残しておこう。

とはいえ、今回は小ネタ。
ちょっと面白かったので。


第25話。
敵の怪人がジャッカーメンバーの研究をする。
これがまた面白いのだ。
別に笑わそうとして脚本を書いてるわけじゃないと思うが、いちいちツボを突いてくる(^^;)


「桜井五郎、スペードエース」
「元オリンピックの近代五種ゴールドメダリスト」
近代五種ってまたわかりにくい競技を持ってきたなぁ
クロスカントリー、射撃、水泳、フェンシング、馬術だったかな？
「冷静沈着、熱血の正義感」
どっちやねん！
「子供好き」

「東竜（「ひがし　りゅう」と読む）、ダイヤジャック」
「ボクシング元ジュニアウェルター級　世界ランキング第２位」
２位かよ！チャンピオンじゃないとしても、せめて１位にはしとこうよ！
「直情径行型、趣味モダンジャズ」
なんと強面とジャズの組み合わせ！
ちゃんとレコード屋を訪れるシーンがこの後にあったよ。

「大地文太、クローバーキング」
「元海洋学者」
「・・・・・」
それだけかい！
確かに存在感薄いけれども。
もう少し性格とかヒーローらしい特徴とか言ってあげてよ。

「カレン水木、ハートクイーン」
「元麻薬刑事、変装術に長けおしゃれ」
怪人の口から「おしゃれ」とか出てきた。


てな具合で、本筋以外でも結構楽しんでいたりする。

前回の記事でスペードエース役の丹波義隆が丹波哲郎の息子だったことに触れたけど、
今回OPの映像（初回からずっと流れてる）を見て、初めて似てると思った。
『Gメン'75』の、滑走路を横一列に並んで歩くシーンを思い出したよ。

それから、ハートクイーン役のミッチー・ラブなんだけど、OPの映像だと太って見えちゃう。
これはずっと気になってたんだけど、せっかく髪もショートにバッサリと切ったのだから、撮り直してあげてほしい。

そういえば、技を出すときの能書き説明も一段と凝ってきた。
あと、宮内洋の影響かどうかは知らないが、東竜が自分のマシン（オープンカー）にカッコよく飛び乗っていたぞ。
そうそう、そういうのが必要なんだ。

この調子で人気が盛り返せるといいんだけど。
って、盛り返せなかったから終っちゃったんだけどね

タグ：ジャッカー電撃隊 特撮

コメント 2

現在、初期の仮面ライダーを見て、ジャッカー電撃隊と初期の仮面ライダーは子供達がついてこられなかったんだなあと思う。ライダーはテコ入れできたのにジャッカーができなかったのはかなしい。
by 燃焼豚 (2020-07-04 05:57) 

ライダーの最初は怪奇モノの雰囲気がありましたもんね。
ジャッカーも頑張ってほしかったですが、メイン視聴者の子供に受け入れられないとやはり厳しかったのでしょうね。
by enokorogusa (2020-07-05 19:27)