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スキージャンプW杯2019/20 団体第5戦 オスロ大会 3月7日 [スキージャンプ]

3月7日
ノルウェー オスロ大会(HS134)
W杯団体第5戦

優勝 997.4点 ノルウェー(フォーファン、ヨハンソン、タンデ、リンヴィーク)
2位 960.9点 ドイツ(シュミット、パシュケ、ライエ、ガイガー)
3位 954.2点 スロベニア(イェラル、ザイツ、ラニセク、ペテル・プレフツ)
4位 950.0点 ポーランド(ズィワ、コット、ストッフ、クバツキ)
5位 947.0点 日本(佐藤慧一(雪印メグミルク)、小林潤志郎(同)、
           佐藤幸椰(同)、小林陵侑(土屋ホーム))
6位 916.1点 オーストリア(ハイベック、ダニエル・フーバー、
           シュリーレンツァウアー、クラフト)

一度も3位には上がらなかった日本だが、常に3位争いをしての5位。
表彰台も目の前だったが、惜しかった。
不振のオーストリアには大きく差をつけた。

新型コロナウイルスの影響で無観客試合。
団体戦恒例の、中継冒頭の各チーム紹介でも、みんな消毒液を手につけてこすってる。
今回はフィンランドが参加を見送り、ラハティでエントリーしなかったチェコが登場。

画面のテロップもRAW AIR特別仕様だ。
選手の顔写真も撮り直している。
普段のW杯では何年も前の写真を使い回しているのに(^^;)

1本目。
天候は曇り、というかいわゆる「ガスってる」。
ブレーキングトラックからだと、スタート地点が霞んで見えないくらい。

第1グループ終了時
124.9点 ドイツ(シュミット)
124.5点 スロベニア(イェラル)
124.2点 ポーランド(ズィワ)
123.7点 ノルウェー(フォーファン)
114.6点 日本(佐藤慧一)
105.7点 ロシア(クリモフ)
98.2点 オーストリア(ハイベック)
97.4点 スイス(パイアー)
80.3点 チェコ(コジセク)

3番目スタートのスイス、パイアーがブーツのトラブルのため、最後のオーストリアの後でジャンプ。
そのオーストリアは最近好調だったハイベックが追い風に遭ってまさかの7位。
上位4チームはほとんど差がない。


第2グループ終了時
236.0点 ノルウェー(ヨハンソン)
235.5点 スロベニア(ザイツ)
235.0点 ドイツ(パシュケ)
221.8点 ポーランド(コット)
221.8点 日本(小林潤志郎)
206.3点 オーストリア(ダニエル・フーバー)
194.5点 スイス(シューラー)
178.8点 ロシア(ナザロフ)
160.1点 チェコ(ストゥルサ)

第1グループよりゲートが1段上がってスタート。
それでも各選手なかなか距離が出ない。
上位3チームは引き続き僅差、ポーランドはやや下がった。


第3グループ終了時
359.2点 ノルウェー(タンデ)
354.2点 ドイツ(ライエ)
344.5点 スロベニア(ラニセク)
344.0点 ポーランド(ストッフ)
331.0点 日本(佐藤幸椰)
318.2点 オーストリア(シュリーレンツァウアー)
278.5点 スイス(デシュヴァンデン)
255.6点 ロシア(コルニロフ)
230.2点 チェコ(サカラ)

第2グループよりもさらに1段ゲートが上がってスタート。
ストッフ、タンデが距離を伸ばす。
スロベニアが上位2チームからやや遅れ、そのスロベニアにポーランドが肉薄。


第4グループ終了時
479.7点 ノルウェー(リンヴィーク)
471.4点 ドイツ(ガイガー)
456.8点 ポーランド(クバツキ)
453.7点 日本(小林陵侑)
447.6点 スロベニア(ペテル・プレフツ)
434.1点 オーストリア(クラフト)
370.7点 スイス(アマン)
347.5点 ロシア(トロフィモフ)
333.8点 チェコ(コウデルカ)

各チームのエースが登場する第4グループ、今度はゲートは1段下がる。
ガスはやや晴れてきた。
このグループの中では陵侑とリンヴィークがいいジャンプ。
ノルウェーは首位をガッチリとキープ、日本は4位に上げて折り返し。
オーストリアはクラフトももうひとつ。
2本目に進めなかったチェコだが、今のロシアに負けるというのははかなり苦しんでいるようだ。



2本目。

第1グループ終了時
610.9点 ノルウェー(フォーファン)
599.2点 ドイツ(シュミット)
575.5点 ポーランド(ズィワ)
574.8点 スロベニア(イェラル)
567.6点 日本(佐藤慧一)
551.3点 オーストリア(ハイベック)
486.4点 スイス(パイアー)
468.7点 ロシア(クリモフ)

上位2チームはフォーファン、シュミットのジャンプでさらに得点を伸ばす。
日本はスロベニアに再逆転を許す。
オーストリアはまだ苦しんでいる。


第2グループ終了時
739.1点 ノルウェー(ヨハンソン)
713.0点 ドイツ(パシュケ)
694.9点 スロベニア(ザイツ)
688.6点 日本(小林潤志郎)
685.8点 ポーランド(コット)
665.4点 オーストリア(ダニエル・フーバー)
594.0点 スイス(シューラー)
556.8点 ロシア(ナザロフ)

ノルウェーがじりじりとドイツを引き離し、残す2人もタンデ、リンヴィークと強力。
ドイツ、ポーランドも残り2人は強い。
スロベニア、日本、ポーランドで3位争い。
日本は次の幸椰が大事だ。


第3グループ終了時
863.6点 ノルウェー(タンデ)
838.2点 ドイツ(ライエ)
823.6点 スロベニア(ラニセク)
818.3点 ポーランド(ストッフ)
817.8点 日本(佐藤幸椰)
780.9点 オーストリア(シュリーレンツァウアー)
689.4点 スイス(アマン)
650.4点 フィンランド(ポーヨラ)

タンデがいいジャンプを見せて、ノルウェーが優勝にぐっと近づいた。
ドイツは1位とも3位とも差があり、最後のジャンパーはガイガーでこちらもほぼ2位が確定。
日本は5位に後退したが、3位との得点差は縮まっている。


最終第4グループは順位の低いチームから。
この団体戦の優勝争いとは別にRAW AIRの成績も関わってくるため、どの選手も必死だ。

上位チームではまずクラフト、さすがに2本目は素晴らしいジャンプ。
しかしオーストリアの6位は結局変わらず。
次いで陵侑、悪くないジャンプだが、3位を狙って次のジャンパーへプレッシャーをかけるにはやや足りなかったか。
ポーランドはクバツキ、久しぶりに右手を挙げる会心のジャンプでこの時点でトップ。
スロベニアのプレフツも2本目は距離を伸ばし、ポーランドを上回る。
ガイガーは伸びない、それでも2位を守るには十分。
最後はリンヴィーク。
今季初優勝を飾った若武者が素晴らしいジャンプ、錚々たる面々のチームメイトが優勝を確信して、リンヴィークを取り囲んで歓喜のハグだ。
ノルウェーの優勝は今季初だが、地元ホルメンコーレンでは3季連続優勝だ。



RAW AIR 総合ランキング

1位 380.4点 シュミット
2位 379.5点 リンヴィーク
3位 378.9点 イェラル
4位 377.0点 クラフト
5位 376.1点 フォーファン
6位 373.4点 小林陵侑
7位 371.9点 ストッフ
8位 371.9点 タンデ
9位 368.9点 ズィワ
10位 367.8点 ライエ

まだまだ序盤だが、20歳のシュミット、21歳のリンヴィーク、22歳のイェラルと若手が上位に。
4位以降は実績十分の強豪揃い。
点差は大きくなく、面白い展開となっている。

今日は同じくオスロでの個人戦だ。






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コメント 2

燃焼豚

テレビも新聞も見てないのでなんとも。日本勢が5位には拍手。〓〓〓
by 燃焼豚 (2020-03-08 16:40) 

enokorogusa

3位の目もあったんですが・・・
今一歩でした。惜しい!
by enokorogusa (2020-03-08 18:45) 

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