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スキージャンプW杯2019/20 個人第15戦 ティティゼー-ノイシュタット大会 1月18日 [スキージャンプ]

1月18日
ドイツ ティティゼー-ノイシュタット大会(HS142)
W杯個人第15戦 


優勝 290.1点 クバツキ(ポーランド)
2位 283.7点 クラフト(オーストリア)
3位 282.8点 小林陵侑(土屋ホーム)
4位 280.4点 フォーファン(ノルウェー)
5位 277.6点 ライエ(ドイツ)
5位 277.6点 シュミット(ドイツ)
7位 275.4点 タンデ(ノルウェー)
8位 275.1点 ストッフ(ポーランド)
9位 273.6点 ズィワ(ポーランド)
10位 271.7点 ザイツ(スロベニア)

16位 265.0点 伊東大貴(雪印メグミルク)
18位 259.0点 佐藤幸椰(雪印メグミルク)
24位 254.0点 佐藤慧一(雪印メグミルク)
28位 240.1点 小林潤志郎(雪印メグミルク)
33位 115.8点 中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)

先週は苦しんだ陵侑だが、今回は優勝争いに加わり3位。
金曜日の練習から好調で、不安を吹き飛ばし、6戦振りの表彰台だ。
伊東は1本目10位こ好位置につけたが、2本目で順位を落としてしまった。
逆に幸椰は1本目26位からのジャンプアップ、もう少し安定感が出てくれば常にトップ10争いができそうだ。
潤志郎と慧一は20位以内を目指したい。
中村は今回も2本目には進めなかったが、先週までよりはよくなった。


今週の舞台はドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州、「黒い森」ことシュヴァルツヴァルトに抱かれたティティゼー-ノイシュタット。
W杯が開催されるのは2季振りだ。
雪不足が心配されていたが、近辺から雪を運んできて貼り付けて、開催には問題なさそうだ。
なお、この週末2連戦は、「ティティゼー-ノイシュタット5」という、金曜の予選と土日の本戦合わせて5本のジャンプの合計点で争う大会も併催されている。
これは近年流行しているもので、他に「ヴィリンゲン5」「プラニツァ7」や、ノルウェー国内を転戦する「RAW AIR」がある。

1本目。
風は弱く、ウィンドファクターも+-1点前後、なかなかよい。

1本目トップに立ったのは絶好調クバツキ。ただ一人140mオーバー。
3.0点差で2位につけたのはライエ。
金曜の予選で2位に入っていたが、本戦でもいいジャンプだ。
3位は、先週よくなかった陵侑がライエに1.1点差。
金曜2回の練習ラウンドと予選、計3本いずれもトップと、調子が戻ってきたようだ。
4位は、表彰台こそないものの直近5戦中4戦でトップ10に入っている実力者フォーファン。
好調のクラフトは5位だったが、1位のクバツキとの差は5.5点とまだ十分逆転の目はある。

6位以降は、クリモフ(ロシア)、ズィワ、ストッフ、シュミット(ドイツ)、伊東と続く。
昨季W杯初優勝を果たし、夏シーズンも調子のよかったクリモフ。
W杯が始まると今ひとつだったが、今日はいいジャンプを見せた。
2連勝中で総合トップのガイガー(ドイツ)は12位と珍しく出遅れた。


2本目。
風は相変わらず落ち着いている。
1本目26位の幸椰がトップに立つ。
これを上回ったのが1本目20位のシュリーレンツァウアー(オーストリア)。
次いで15位のヨハンソン(ノルウェー)、14位のタンデ(ノルウェー)とトップが替わっていく。
そのタンデを上回ったのが、先週の第12戦で自己最高タイの5位に入った弱冠20歳のシュミット。

そして残るは5人。
まずクラフトが140.5mの素晴らしいジャンプ、もちろんトップに。
次はフォーファン、138mでクラフトの下だ。
そして陵侑。調子が戻ったか、2本目も138.5mといいジャンプ、しかしクラフトにわずか0.5点及ばない。
今週好調のライエは、134.5mともう一つ、この時点でシュミットと並び4位タイ。
そして最後はジャンプ週間総合優勝のクバツキ。
141mはこの日最長のジャンプ、いつもより大きく右手を挙げて勝利を確信。
クバツキは結局2本ともトップ、2位に6.4点差をつけての完勝だった。
今季2勝目、W杯通算3勝目。


ティティゼー-ノイシュタット5総合ランキング

1位 426.9点 小林陵侑
2位 421.2点 クバツキ
3位 417.2点 ライエ
4位 417.0点 クラフト
5位 408.2点 タンデ

予選での貯金があり、陵侑のトップは替わらずも2位以下とは僅差。
残るは日曜の2本。
4位のクラフトまでが優勝争い圏内だろう。


W杯総合得点ランキング

1位 841点 ガイガー
2位 779点 クラフト
3位 715点 小林陵侑
4位 664点 クバツキ
5位 519点 リンヴィーク
6位 467点 ストッフ
7位 433点 タンデ
8位 392点 アッシェンヴァルト(オーストリア)
9位 382点 ペテル・プレフツ
10位 375点 フォーファン

連勝が2で止まったガイガーはこの日12位と今季初めてトップ10を逃して足踏み。
クラフトは3戦連続今季5度目の2位でガイガーとの差を詰めた。
陵侑も3位で60点追加。
ジャンプ週間以来好調を持続しているクバツキが優勝で100点追加、表彰台に載るのは7戦連続。
総合優勝争いに加わらんとする勢いだ。



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燃焼豚

新聞記事は写真つきで概要をテレビは確認できませんでした。表彰台に上がるとマスコミの態度が変わる。
by 燃焼豚 (2020-01-25 19:55) 

enokorogusa

新聞の場合、優勝だと写真&通信社の記事、表彰台だと写真&結果、それ以外は結果だけ、という感じでしょうか?
by enokorogusa (2020-01-26 17:36) 

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