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興福寺・東大寺 訪問記 その4 [雑記]

記事4回目にして、ようやく大仏殿へ。

八角燈篭を過ぎて目の前に聳える大仏殿。
やはり迫力がある。
でも、近すぎて大きさがいまいちわかりにくい。
今回は行かなかったが、若草山から望む大仏殿の屋根の方が、その巨大さを感じる。
興福寺の記事でも書いたが、奈良は現代の高層建築がないので、大仏殿はよく目立つ。

ところが、この日は行事があって、大仏殿内部の大仏正面には入れない。
左側から入る。
久しぶりに見る大仏。
やっぱりデカい。
けれど、大きすぎるのか、比較するものがなくて、なかなか本当の大きさを実感できない。

大仏殿内部は相変わらず人でいっぱい。
でも自分が行きたいところに行くことはできる。
大仏の写真も好きなアングルから撮れる。
多くの仏閣内で内部での写真撮影は禁じられているが、大仏殿内は写真撮影OKだ。

大仏殿内を時計回りに巡っていく。
左奥に、縮尺率は忘れてしまったが、大仏殿と周辺建造物の模型がある。
結構精密に造られていて、模型なのにこちらの方が意外に大仏殿の大きさが伝わってくる。

ちょうど大仏の裏側あたりに、先日火災に遭ってしまったパリのノートルダム大聖堂の復興基金協力を呼びかける募金箱が。
宗派宗教を超えてのこういう取り組みはいいことなんじゃないかと思う。
自ら2度も兵火に遭った大仏殿だからこその思いもあるかもしれない。

大仏殿内右奥まで来ると、突然多くの人がたまって混雑が激しくなる。
そう、柱に穴が空いていて、それを通り抜けるのを待つ人達の列ができているのだ。
よく見れば並んでいるのは子供連ればかりだ。
ちょっと覗き込むと子供たちが楽しそうに穴に入っていくのが見える。
自分は小学生の時に来たときも通ってなくて、今はもちろん、体のサイズ的に無理。

さらに進んで大仏の左ひざの手前まで来る。
実はここにも面白いものがあるのだが、自分たち以外に興味を持っている人はどうも見当たらない。
銅製の高さ約2mの華瓶に同じく銅製の蝶が2匹とまっている。
一見したところわからないが、実はこの蝶、よく見ると足が8本あるのだ。
本来であれば蝶の足の数は言うまでもなく6本。
何故8本なのかは実は調べてないのでよくわからない(^^;)

そんなこんなで大仏殿を出る。
大仏殿前の広場は相変わらず観光客でいっぱい。
多くの人は、これで東大寺からサヨナラするのだろうが、自分にとっては、今日はこれからが最大の目玉。

まだまだ「続く」だ!
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コメント 4

middrinn

8本足の蝶、全く知らなかったです( ̄◇ ̄;)
画像検索で辿り着いたサイトは、平氏の家紋
との関係を考察したり、面白かったです(^^)

by middrinn (2019-05-14 22:07) 

enokorogusa

すぐにお調べになるmiddrinnさんと、ほっぽっておく自分との差がここに(^^;)
このコメントいただいて自分もいくつか検索してみましたが、3つ4つほど見たところでギブ。
八咫烏が三本足なのと同じような理由があるのかとふと思ったら、それについても触れていたサイトもありました。
by enokorogusa (2019-05-15 19:29) 

燃焼豚

大仏殿の穴はくぐり抜けたら仏の加護を受け健康になれると言われてくぐった覚えがあります。都市伝説ではくぐり抜けたら東大に入るといわれているそうな。
by 燃焼豚 (2019-07-16 19:13) 

enokorogusa

燃焼豚さんは通り抜けたことがあるんですね。
それはうらやましいです。
その都市伝説は知りませんでした。
並んでた親子は知っていたのかな(^^;)
by enokorogusa (2019-07-17 19:22) 

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