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ピョンチャン五輪振り返り 女子アルペンスキー [ウインタースポーツ]

男子の次は女子。
まずは結果を。

女子滑降
金 ゴッジャ
銀 モーヴィンケル
銅 ボン

女子スーパー大回転
金 レデツカ
銀 ファイト
銅 ヴァイラター

女子大回転
金 シフリン
銀 モーヴィンケル
銅 ブリニョーネ

女子回転
金 ハンズドッテル
銀 ホルデナー
銅 ガルフーバー

女子アルペン複合
金 ギザン
銀 シフリン
銅 ホルデナー

ついでに団体の結果も
金 スイス
銀 オーストリア
銅 ノルウェー


今大会の女子の最大の注目は、アメリカのシフリンがどれだけメダルを取れるか、というところだった。
本来の得意種目である技術系ではW杯で圧倒的な力の差を見せているばかりか、滑降でも勝利をあげるなど、オールラウンダーなところもあり、W杯の総合争いではダントツのぶっちぎりだ。

果たして、最初の競技となった大回転では見事に金メダルと、幸先の良いスタートを切った。
しかし、次戦の回転では4位と、メダルに届かなかった。
ピョンチャンの寒さに体調を崩したという情報もあったがどうだったのか。
3日連続のレースとなったスーパー大回転は結局出場しなかった。

そのスーパー大回転では、まさかの結果となった。
上位20名が滑り終わってトップに立ったのは、前回ソチ大会でも金メダルを獲得したファイト、旧姓フェニンガーだ。
だいたい、上位20番以降の選手はよくても入賞圏内で滑れば大健闘であって、メダルなんてとてもじゃないが取ることなんかまずない。
ファイトの五輪連覇がもう決まったと誰もが思っていた。
ところが確か26番スタートだったと思うが、レデツカが、途中計時でトップにせまる好走を見せる。
いくらなんでも、と思ったが、なんと100分の1秒差でファイトをかわしてトップに立ってしまったのだ。

滑り終わったあともしばらく、本人もその事態をうまくのみこめないようで、茫然としていた。
それももっともなこと、彼女が本来得意なのはスノーボードのパラレル大回転で、今季もW杯で数々の勝利をおさめており、こちらではバリバリの金メダル候補筆頭だった。
彼女自身もスキーで表彰台、ましてや金メダルなど考えてもいなかったので、メイクをしていなかった。
結果、ゴーグル姿のまま記者会見をするという、おもしろいエピソードを残すことになった。
ちなみに、スノーボードでも見事金メダル、こちらはバッチリとメイクしてあった。
そして、アルペンとスノーボードの両方での金メダルは、史上初の快挙だった。

好調だったのはノルウェーのモーヴィンケル。
滑降と大回転で見事メダルを獲得。
ホルデナーも回転と複合でメダル。
ベテランのボンは滑降で銅。

男女2人ずつでパラレルコースを滑る団体は、「本気」のスイスが金メダル。
銀のオーストリア、銅のノルウェーはそれぞれヒルシャーやクリストファーセンといったエースを出してこなかった。
そんな中、ベストメンバーを組んできたスイスが金メダル。
「巨人」ツェンハウゼルンも好調を維持して活躍した。



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