ノルディック世界選手権 複合個人ラージヒル 渡部暁斗銀メダル [ウインタースポーツ]
現地時間3月1日に行われたノルディック世界選手権の複合個人ラージヒルで、渡部暁斗が銀メダルを獲得した。
ノーマルヒルではドイツ勢に上位を独占されてメダルを逃したが、ラージでは前半ジャンプで3位につけ、クロカンでは後ろから来るリュゼックらと2位グループを形成し、最後まで首位争いを演じ、最後は王者リュゼックに敗れたものの、見事に銀メダルを手にした。
世界選手権の複合個人種目でのメダルは18年ぶり。
メダル獲得の要因をあげると、まずはジャンプでリュゼックら強豪の前につけたことがあげられる。
ノーマルヒルでは、優勝候補最有力である、リュゼックとフレンツェルが前半ジャンプで3位以下に差をつけての1位2位だったので、そのまま逃げ切ってしまったが、今回は後ろから追い上げてくるリュゼックらと少人数の2位グループを形成して1位を追い上げることができた。
その前半ジャンプ1位の選手が、走力が非常に高いということもなく、独走状態だったのも優位に働いた。
もし、これが1位2位の差がなく2人のトップグループを形成していたら、お互いに引き合って3位以下の追い上げを阻むことができたかもしれない。
今回は逆に1位が独走で渡部を含む4~5名が2位グループを形成することができたので、1位を追いかけるために2位グループである程度の協力関係ができたのではないか。
もちろん、2位グループではリュゼックがいちばんの強豪と目されるので、リュゼックを前に出す動きがある一方、リュゼックも自らの優勝のためにグループの先頭に立つことも厭わなかったため、結果として、2位グループのペースがあがり、先頭に追い付くとともに、後ろのグループの追い上げを許さなかった。
ただ、心配だったのはスキーの滑りで、渡部のスキーは若干滑りがよくなかったように感じた。
そのせいか、2位グループの最後方にいる時間帯が長いように感じ、最後のスパートに不安を感じた。
しかし、それも杞憂だったようで、最後のリュゼックのスパートにただ一人対応することができ、離されはしたが、見事に2位でフィニッシュ。
渡部はクロスカントリーだけの順位でも全体の4位と、見事な走りだった。
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ノーマルヒルではドイツ勢に上位を独占されてメダルを逃したが、ラージでは前半ジャンプで3位につけ、クロカンでは後ろから来るリュゼックらと2位グループを形成し、最後まで首位争いを演じ、最後は王者リュゼックに敗れたものの、見事に銀メダルを手にした。
世界選手権の複合個人種目でのメダルは18年ぶり。
メダル獲得の要因をあげると、まずはジャンプでリュゼックら強豪の前につけたことがあげられる。
ノーマルヒルでは、優勝候補最有力である、リュゼックとフレンツェルが前半ジャンプで3位以下に差をつけての1位2位だったので、そのまま逃げ切ってしまったが、今回は後ろから追い上げてくるリュゼックらと少人数の2位グループを形成して1位を追い上げることができた。
その前半ジャンプ1位の選手が、走力が非常に高いということもなく、独走状態だったのも優位に働いた。
もし、これが1位2位の差がなく2人のトップグループを形成していたら、お互いに引き合って3位以下の追い上げを阻むことができたかもしれない。
今回は逆に1位が独走で渡部を含む4~5名が2位グループを形成することができたので、1位を追いかけるために2位グループである程度の協力関係ができたのではないか。
もちろん、2位グループではリュゼックがいちばんの強豪と目されるので、リュゼックを前に出す動きがある一方、リュゼックも自らの優勝のためにグループの先頭に立つことも厭わなかったため、結果として、2位グループのペースがあがり、先頭に追い付くとともに、後ろのグループの追い上げを許さなかった。
ただ、心配だったのはスキーの滑りで、渡部のスキーは若干滑りがよくなかったように感じた。
そのせいか、2位グループの最後方にいる時間帯が長いように感じ、最後のスパートに不安を感じた。
しかし、それも杞憂だったようで、最後のリュゼックのスパートにただ一人対応することができ、離されはしたが、見事に2位でフィニッシュ。
渡部はクロスカントリーだけの順位でも全体の4位と、見事な走りだった。
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