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パイロット セイラ・マス [ガンダム]

久しぶりにガンダムの話題で。

女性パイロットと言えば、
いわゆるスーパーロボットアニメの嚆矢であるマジンガーZから弓さやかがいて、
合体ロボットモノでもコンバトラーVには南原ちずるがメンバーにいた。
決して珍しいものではなかった。

なのに、ガンダムのセイラには、それまでの女性パイロットとは一線を画す存在感を感じる。
おそらくそれは、ガンダムが人間同士の戦争を描いた作品だったからだと思う。
即ち、大勢の軍人、パイロットのほとんどが男性であり、そもそも女性の「兵士」が少ないという、
現実世界の感覚をこの作品を見ていると思い出させるからだと思う。

作品内でもホワイトベースに乗艦している女性の中で、
唯一パイロットとして出撃するのがセイラである。
TV版ではGファイター、映画版ではコアブースターに乗り、
アムロをはじめとするパイロットメンバーの一人としてホワイトベースを離れて戦う。
このことだけでもセイラに特別な存在感を感じてしまう。

さらに彼女の特別感を感じさせるのが、彼女のノーマルスーツの色である。
カイやハヤトと同じ黄色でもなく、スレッガーやリュウのような青でもない。
アムロが彼だけ白のノーマルスーツであるように、
セイラも彼女だけのレモン色の専用ノーマルスーツを着ている。
それが自分には彼女の特別感を表しているようで好きだ。

映画哀・戦士編で初めてコアブースターに乗る時のセキ大佐とのやりとりからしても、
「モルモット」とはっきり言われていることから、
彼女専用のノーマルスーツを用意したのでは?なんて考えてみたりする。

これも同じ場面でだが、アムロに
「セイラさんならできますよ!ガンダムだって乗ったんでしょ」といわれ、
「それ皮肉?」と返すシーンも好きだ。
以前は通信士をしていて「おだてのセイラさん」と呼ばれた彼女が、
逆の立場になるとその余裕がなくなる、という。
それにしても、セイラにこんな声をかけることができるとは、アムロも成長したもんだ。

ガンダム以降、セイラと同様な女性パイロットが普通に見られるようになるような気がする。
セイラはそんな女性パイロットの先駆けかも。

つらつら書いたが、要は、パイロットとして出撃するセイラはかっこいい、
ということが言いたいだけなのだ。
いつもながら文章のまとまりがないなぁ。


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燃焼豚

確かにセイラは格好よかったです。でも、Z、ZZ、逆襲のシャアでは出演はちょいだけ悲しかった。(T_T)。でも、オリジンでようやく復活してよかった。\(^o^)/。
by 燃焼豚 (2018-01-02 07:12) 

enokorogusa

>燃焼豚さん

あけましておめでとうございます。

Z以降の続編でほとんど見られなかったのは、自分も残念でした。
特に逆襲のシャアでは本来なら重要なポジションになってしかるべきなところを、事情があったにせよ、見られなかったのは残念でした。

オリジンでは主役級の扱いなので嬉しかったです。
井上瑤さんの早世が惜しまれます。
by enokorogusa (2018-01-02 11:26) 

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